アドバンスドライダーバトル用ルール

最終更新:09/04/19
その2:モンスターのデータ作成について

注:このゲームでは6面体サイコロを使用します。
表記上ではXD6(6面体ダイスをX個)とさせていただきます。
戦闘前には更新履歴を確認してルールに変更がないか調べてください。

「その3:戦闘ルールについて」に進む→
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●目次●

■モンスター作成ルール

特性
 ●生体器官
 ●巨大
 ●飛行
 ●高速移動
 ●溶解
 ●猛毒
 ●吸血
 ●射程無視
 ●装備破壊

■Q&A

■更新履歴


モンスター作成ルール

基本はライダーの作成と同じですが、一部異なる点があります。 モンスターは【20点】のポイントを持っています。
そしてこのポイントを≪戦闘力≫≪特殊能力≫の二つのパラメーターに振り分けます。
振り分けるときは、最少で6・最大で14になるように行ってください。
HPは【30点】です。 ≪戦闘力≫<命中力><防御力><運動性>の3つに分かれ、
それぞれに最少1・最大6を割り振れます。 効果はライダーのものと全く同じです。
また、バイザー代わりにモンスターの通常攻撃(攻撃力7)の射程を近・中・遠のどれかから選択してください。

≪特殊能力≫はすなわちライダーで言うところの≪カードデッキ≫とほぼ同じですが、一部特殊な物が存在します。

モンスターが使用できるカードはライダーと同じです。
それぞれに相当する攻撃法を持っている、と理解してください。
ライダーのルールと同じで、攻撃方法を切り替えると、古い能力は使用済みとなってしまいます。
能力の使用は、カード使用フェイズで行います。

また、モンスターは以下の”特性”という特殊能力をポイントを支払って取得する事が可能です。
こちらの能力は、注釈が無い限りいくら使用しても失われる事はありません。
また「生体器官」以外の”特性”は複数取得できません。
(「巨大」×2や、「飛行」×3は認められません。)

生体器官  必要点:攻撃方法ひとつにつき2
武器が身体の一部となって固定され、他の能力に切り替えても失われなくなります。
常時装備扱いになるためカード使用の宣言も必要ありませんが、
デメリットである<運動性>−1も常時かかるので注意してください。(複数あれば重複します)
また、固定した武器はスチールベントや装備破壊の効果を受けなくなります。
なお、装備カードと併用できないカードを使用している場合は生体器官武器は使用できません(武器を使うには使用しているカードを破棄する必要があります)。
武器カード相当の攻撃1種類を固定につき2点必要です。複数を固定したい場合はそれぞれにポイントを支払ってください。


巨大  必要点:2
この能力を持つモンスターは、身体が巨大になり、周囲を圧倒します。
取得するとHPに+4、常に攻撃力+1、<運動性>に−2されます。
運動性が0以下になった場合は移動できないモンスターとして扱われます。

飛行  必要点:2
この能力を持つモンスターは常に飛行しています。
取得するとHPに−4、<命中力>に+1、<防御力>に−1、<運動性>に+1、移動時のダイスが常に+1されます。


高速移動  必要点:2
この能力を持つモンスターは、HPを削る事によって高速移動が可能になります。
攻撃側移動フェイズにHP1点支払うごとに移動時のダイスが+1されます。
また、この能力を持つモンスターは持っていない相手とのイニシアティブで<運動性>が同じ場合のダイス判定を省略し先攻を取ることが出来ます。

溶解  必要点:1〜4
毒や酸、または得体の知れない何かによって、対象の防御力を減少させます。
攻撃側カード使用フェイズに”溶解させる”と宣言して攻撃が命中した場合、ダメージを与えるかわりに
ポイント1点につき1点、対象の<防御力>を減少させます。
同一対象に重ねがけすることも可能で、対象の<防御力>が0になるまで使用できます。
減少した<防御力>は戦闘が終了するまで持続します。
溶解はモンスターの通常攻撃の射程でしか使えません。
溶解は他のカード効果と併用できず、発動するとそれ以前に使用していたカード効果は消滅します。

猛毒  必要点:3〜6
毒を与え、対象のHPを毎ターン削ります。
攻撃側カード使用フェイズに”猛毒を与える”と宣言して攻撃が命中した場合、ダメージを与えるかわりに対象は猛毒状態になります。
猛毒状態になった対象は対象のターンになる度に受けた猛毒のポイント3点につき1点のダメージを受けます。
ただし、同一対象にさらに追加して猛毒を与えることは出来ません。
猛毒状態は戦闘が終了するまで持続します。
猛毒はモンスターの通常攻撃の射程でしか使えません。
猛毒は他のカード効果と併用できず、発動するとそれ以前に使用していたカード効果は消滅します。

吸血  必要点:3
文字通り血を吸ったり肉を喰らったり、または血を見て凶暴化することによって、HPを回復します。
この能力を持っているモンスターの攻撃が相手に命中した場合、どんな攻撃でもその攻撃をしたモンスターのHPが1点回復します。
ドレインベントを併用しても効果の重複はありません。

射程無視  必要点:4
この能力を持つモンスターは、通常攻撃が全ての射程に届くようになります。
通常攻撃の射程でしか使えない特殊能力も全射程で使用可能になります。

装備破壊  必要点:2
対象の武器カード能力を弾き飛ばします。
攻撃側カード使用フェイズに“装備破壊する”と宣言して攻撃が命中した場合、
ダメージを与えるかわりに対象の装備している武器カードかガードベントを一つだけ破壊します。
対象が武器カードとガードベントを同時装備している場合、ガードベントから優先して破壊します。
ただし、”生体器官”で固定されている武器カード能力は破壊することができません。
コンファインベントは対ライダー専用なのに対して、装備破壊はモンスターにも効果があります。
装備破壊はモンスターの通常攻撃の射程でしか使えません。
また、装備破壊は一度命中すると以後使用不能になります。
装備破壊は他のカード効果と併用できず、発動するとそれ以前に使用していたカード効果は消滅します。

Q&A
現在Q&Aはありません。


更新履歴
09/04/19 生体器官の説明に「装備カードと併用できないカードを使用している場合は生体器官武器は使用できません(武器を使うには使用しているカードを破棄する必要があります)。」を追加(元々この扱いだったが説明不足のため加筆)。射程無視関連の説明を射程無視の項目に纏めた。
08/11/04 溶解、猛毒、装備破壊の説明を修正。
08/11/01 吸血のポイントを2→3に変更し、説明を修正。
08/10/23 生体器官の説明を修正。
08/10/21 生体器官の説明を修正。
08/10/18 吸血のHP回復量を2から1に変更。
08/09/18 装備破壊の説明文を修正。
08/04/23 猛毒を弱体化。
08/02/25 全体的にバランス調整。アドベントブレイクの名称を装備破壊に変更。
08/02/15 特性に猛毒を追加。吸血の回復HPを1から2に変更。アドベントブレイクの説明文を修正。
08/02/03 色々と修正。

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