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０／１９
＋●無駄な時間を減らす●＋
＋●もっと絵を描く●＋
●2024/04/23(火)
そうそう、ブルーアーカイブですが、ゲームをやる気にはなっていないものの、ビジュアルはリスペクトしています。
なので、画集（ブルーアーカイブ オフィシャルアートワークス）は電子書籍で2冊買っています。下手に複雑化しないコントロールされた感じと透明感が良いですよね。
あと、「ストーリーの最終章は良かった」みたいな噂は聞いてます。なのでアニメでそれが楽しめると良いですね。
●2024/04/22(月)
『ブルーアーカイブ The Animation』第3話も視聴しました。
ポンコツのアル社長が可愛かったですね。
お話自体はあんまり進展無いなあという感じ。3話切りとかよく言われますけど、3話切りしても良いなという内容ではあったかな。
話の構成がずっと受動的で、進んでる感じがしないですね。先生もロクに行動しないし。
まあ、私はせっかくなので見続けるつもりですが。
こんなにゆっくりやる感じということは、結構話数に余裕があるんでしょうか？ 全何話なんだろう？
それはそれとして、私が驚いたのは「実はアビドス高校の生徒達もカタカタヘルメット団の襲撃理由はなんなのか疑問を持っていた」ということ。
え、今更？
そんな事もわからないのにカタカタヘルメット団の拠点潰しとかまでやってたんですか？
襲撃理由を疑問に思ってるならカタカタヘルメット団の誰かを捕まえて聞き出せばいいだけなのに……アル社長達には力ずくでも誰の差し金か聞き出そうとしてるのに、なんで第1話ではカタカタヘルメット団をさっさと帰したんですかね？（いや、アル社長達も簡単に逃がしてるけど……）
こういう疑問が生まれちゃうから「タイミングを逃している（後から解消してももう意味がない）」ということになる。
第1話で「カタカタヘルメット団の襲撃はアビドス高校の生徒から見ても目的不明である」という部分を視聴者と共有すべきでしょう。
うーん。
で、カタカタヘルメット団やアル社長達が「学校という場所の占拠」が目的なら「生徒のいない時間を狙う」という誰でも考え付くような最低レベルの策さえ使わないのはなんでなんでしょうね。
「バス襲撃」や「銀行強盗」などルール無用の提案を描く割には脇が甘いですよね。これもひとつのソシャゲらしさ……なんでしょうか。
そして、先生ですが、先生は場をコントロールしようとする意思が弱すぎますね。
借金返済の提案もできない。カタカタヘルメット団やアル社長の目的に興味を持ててない。色々考えてるのかも知れないけど描写されてない。
というか、先生は授業はやってるんでしょうか……？ なんのためにあの場所にいるのか。戦闘指揮がしたくて先生としてやってきたのか？
ていうか私の知っている学校と違いすぎて「アビドス高校が学校であること」自体に疑問があるのですが。ヤクザ組織の別名だったりしないですか？
まあ、とにかく先生は感情移入もできないし主人公として話を進めていくことができていないのでどうしようもないなあと思うところです。
脚本のシリーズ構成としては「第1話：借金を抱えたアビドス高校に先生登場→第2話：先生が借金返済の提案をし、生徒たちがそれに向けて行動を始める→第3話：強敵出現」くらいが普通の展開だと思いますが、第3話にして借金返済の方針も定まってないというのはやばいですね。こんなに何もしてないということは、なんかまた受動的に棚ぼた的に借金がチャラになったりするんでしょうか。
んー。まあこの分だとずっと文句ばっかりになりそうなので『ブルーアーカイブ The Animation』の各話感想を書くのはもうやめても良さそうかな。
●2024/04/19(金)
『ブルーアーカイブ The Animation』の感想の「なんでカタカタヘルメット団は攻撃してくるの？」について、言葉足らずだったような気がしてきたので追記してみようかな。
劇中でカタカタヘルメット団は「今日こそお前らの学校は占拠させてもらうぜ」と発言しています。なので、「学校という場所が欲しいから攻撃してくる」わけですが。
それがなんで？ ってことですね。
まあ、つまりは私がわからないと思ったのは「あの世界で学校は占拠するとなんか良いことがあるのか？」ということなんですが。その辺の説明は無いわけですね。
（あと、アビドス高校の生徒も学校に住み込んでいるわけではなくて登校してくるわけだから学校に誰もいない時間がかなりあるはずなんですが、なんでそういう時にカタカタヘルメット団は学校を占拠してしまわないんでしょうね？ この辺も無理のある設定に感じるところです）
で、劇中の誰もカタカタヘルメット団が攻撃してくることそのものには疑問を持っていない。なので、劇中ではもう解決済みの疑問でしかないんですよね。
私には違和感があるのですが、劇中ではそうではない。
私の疑問を解消してくれない展開に「なんか不良の抗争みたいな雰囲気出しておけばいいだろう」みたいな投げやりさを私は感じました。
ひいては、ゲームにおいて「なんでもいいのでゲームの都合上なんとか戦闘させなきゃいけない」というだけの深く考えていない展開（戦闘のための戦闘）をそのままアニメに出しちゃったみたいな雰囲気に見えてしまったわけです。
とはいえ、所詮は第2話までを見ただけの感想です。
今後カタカタヘルメット団を操る黒幕とかがメインストーリーに絡んでくるのかも知れませんね。
●2024/04/15(月)
『ブルーアーカイブ The Animation』を第2話まで見ました。
感想としては……作画良いですね！
動きや演出が神がかってますね。特にオープニング映像。とても気持ち良いです。
本編も女の子が可愛くて良いですね。
さて、お話については。
「ゲームではゲームであることによって容赦されていた（と思われる）描写の不足を、映像作品たるこのアニメでは補えていないのかな」と思いました。
私はゲームをやっていない（正確には、DLしたことはあるが少ししかやっていないし続かなかった）ので意味不明な部分が多いです。では、それはゲームをやっていればわかるのか？ と言うと、そうは思えないんですね。
私の感じた雰囲気としては、アニメ化でゲームの要素が色々カットされたからわからないというよりは、そもそもの設定に無理がある。
「先生が1人派遣されてくるまでに生徒が5人しかいない学校って何？」とか、「生徒がなんで借金を返すの？」とか、「なんでカタカタヘルメット団は攻撃してくるの？」とか、「あのドローンは何？」とか、まあ色々。
無理があるのになぜこんな設定なのかというと、ゲームでは無理が無かったから。ゲームで見る場合はあまり気にならなかったんだろうな、と。
「尺が無限にあるのだからそのうち説明されるかも」とか「裏設定がなにかあるのかもしれない」とか「ゲームでは戦闘のための戦闘ってよくあるよね」とか、多少変に思ってもゲームであれば評価を保留できる（容赦できる）わけです。
更に、プレイヤーの主観でゲームの物事が進んでいる時というのは、それはもう都合よく解釈できるわけです。映像としても固定背景で立ち絵が表示される程度だと雰囲気しかわかりませんし。
そしてそれらはアニメになり客観的になった途端異常さが顕在化する。その違和感を解消すべきなのに、その違和感を解消するための「タイミングを逃している（後から解消してももう意味がない）」、つまりは「そもそも視聴者の違和感をアニメ制作者が違和感として捉えることができておらず、解消すべきとまで考えが回っていない」のがありありとわかる。
という感じ。
まあ、設定の問題はこの辺にして、脚本的な問題へ移りましょうか。
脚本的な一番の問題は「主人公がいない」ということだろうなあと思いました。
当然、ゲームではプレイヤーの分身である「先生」がアニメでも主人公であろう、と思うのですが、アニメではその先生に目的が無い。
裏で色々動いていて先生には真の目的があるような雰囲気は出しているのですが、その真の目的で「解決すべき問題」がまだ視聴者にはわかりません。
なのでメインストーリーは現在「学校の借金をなんとかする」ということでしかないのですが、どうも先生は当事者意識が薄い。
普通に考えて、生徒は学校の管理者ではないし、学校の管理者らしき存在が先生しかいないので、「【先生が】学校の借金をなんとかしなければならない」という話になるのが自然だと思うのですが、なぜか生徒が主体的に借金を返すという雰囲気になっている。
かといって生徒の誰かが主人公をやるということでもなく、誰も主人公として行動してないので第2話までの現状では主人公がいないわけです。
目的を明確にして物語を引っ張っていく主人公が必要だなあと思います。
ちなみに、カタカタヘルメット団との戦闘は単なる無駄作業ですね。先生の真の目的や借金返済とは（少なくとも今のところは）ほぼ関係ないので……。
戦闘のある作品では普通、「戦闘を続けていけば目的を達成できる（はずだ）」という設定をするのが一般的ですが、何故かブルーアーカイブはそうではないようです。
恐らくゲームの傾向として戦闘よりも「生徒との交流」に重点が置かれているからなのでしょうが……。アニメでそのまんまをやってしまったというのが吉と出るか凶と出るか。
で、ぐだぐだと書きましたが現時点での設定の違和感とか意味不明さとかは話数を重ねれば慣れてしまうので恐らく気にならなくなります。（まあ、気にならなくなるまで視聴者が見続けてくれるかは別問題ですが）
大抵の作品には意味不明な部分があるわけですから、そこを解消することはそこまで重要ではない。主人公が物語を引っ張っていれば些細なことは気にならなくなるものです。
なので、主人公をちゃんと提示するということが重要であろうし、先生が主人公としてどうなるかというのが一番の見所なので、そこを注視していきたいですね。
●2024/04/09(火)
ダンジョン飯は無事レッドドラゴンも倒して2クール目へ。原作最後までやると思っていいのかしら。3クールくらいやってくれるのかな？ 「最後は劇場版で！」になったりする？
で、14話はカブルー視点の話でしたね。
原作読んでてこの辺は、カブルーは異様に人間に興味があるということで意外におもしれーやつだったんだな……と思いました。
べつに悪役だとは思いませんでしたね。既に勝手に何度も死んでてライオスたちに後処理されてるから情けなさすぎるんで……。基本的には有能でなんかやろうとするけどあんまり上手くいかないよーというキャラだろうと。（まあ有能にしては宝虫程度で全滅しているし後からテコ入れされた感もあるけど）
そのうちライオス達とも協力するんじゃないか（協力したら面白いんじゃないか）とも思った。
明確な悪役としては狂乱の魔術師がいますしね。なお、この辺を読んでいるときはそれ以上の悪役については全く考えていなかった。
その後、カブルーは思った以上に活躍してましたねー。色々な視点を提供してくれて物語に深みが出たと思いますし、良いキャラだなと思います。
●2024/04/07(日)
んー、なんか急に、絵のスピードを上げる方法がわかってきた……か？
下描きを描き込みすぎないようにして、線画もある程度雑に全体的に描き、後からバランス調整。
で、とりあえず今までよりは早く線画が手に入る……かなあ？
まあ、今後は趣味絵はこれでやっていこうか……。
●＼初出トレーラー公開／新テレビシリーズ『ウルトラマンアーク』2024年7月6日(土)あさ9時 テレ東系放送スタート！ - YouTube
新ウルトラマン。
ウルトラマンアークのデザインは、最近のウルトラマンにしては体のラインがかなりシンプルですね。
一方、頭部はかなり複雑なデザイン。光るパーツがいっぱいついてる。目の処理も独特。角も複雑な形状で穴が空いている。
ちょっとバランス悪いようにも見えますが、もしかして強化変身後の複雑さに合わせた頭部なんでしょうか？
変身アイテム「アークアライザー」も変な形と動きで面白いですね。
最後のタイトルロゴは帰ってきたウルトラマン風の背景でしたね。帰ってきたウルトラマンを意識した作風になるんでしょうか？
で、監督は辻本貴則氏で脚本は継田淳氏。
前作ウルトラマンブレーザーでは「第4話エミ、かく戦えり」「第5話山が吠える」「第6話侵略のオーロラ」「第16話恐怖は地底より」「第17話さすらいのザンギル」のコンビですね。さすらいのザンギルは面白かったのでウルトラマンアークも期待したいと思います。
しかし、継田淳氏はダントツで意味不明な部分が多かった「第19話光と炎」の脚本でもあるわけだけど……うーん、まあ、頑張ってほしいですね。
ウルトラマンブレーザーはシリーズ構成が変に感じる時も多かったので、ウルトラマンアークでは継田淳氏のシリーズ構成の手腕に期待したいところです。
ところでウルトラマンアークとは今のところ関係ないけど、ウルトラマンデッカーのシリーズ構成はマクロスΔのシリーズ構成でもある根元歳三氏だったんですね。
デッカーのお話がああいう出来になったのはなるほどなと……。
●2024/04/04(木)
漫画について。
手塚治虫先生と鳥山明先生について、私は同系統だと思ってるんですね。まあ画風が全然違うので普通の人はそうは思わないかもしれないんですが。
何が同系統なのかというと、共通して「動きへの喜び」がある、と感じるからです。
つまり、その漫画は、「絵が動いていること」それ自体が楽しい、嬉しい、喜ばしいという気持ちに溢れていると。
これの根源がなんなのかといえば、「初期ディズニーアニメへの憧れ」なんだろうと思っています。
私には同系統として、初期ディズニーアニメ→手塚治虫先生→鳥山明先生と進化していったように見えるわけです。
そういったディズニー感、動きへの喜び、そういったものを、私も漫画を描くときには表現したいなあとずっと思っているわけですね。
まあ、それができるのは天才だし、イラストばっかりやっていると別系統で動きへの喜びの少ない「絵本系漫画」になりがちなのでなかなか道は険しい。
実現させるには天才になるしかないんだよね。
●2024/03/31(日)
3月ももう終わりかー。
なんとなく頑張って生きている。
そういえば、アニメ葬送のフリーレンも最終話まで見ました。
面白かったです。
とはいえ、1期の物語で一番盛り上がったのはやはりアウラ戦でしたね。
試験編は目標に対して単なる足止めに過ぎず、どうもテンションが上がりませんでした。シュタルクも活躍しないし。
その上『HUNTER×HUNTER』の「ハンター試験」や『鬼滅の刃』の「最終選別」みたいに命を軽視してるなーと。漫画の試験、命を軽視しがち。
それらと違うのは葬送のフリーレンの大陸魔法協会が誰でも知ってるような表で大々的に活動している協会だってことですかね……。恥も外聞もなく輪をかけて命を軽視しているね。試験での殺しは殺人罪にならないらしい。
というわけで試験編は疑問が多かったのですが、とはいえ、人数が増えてキャラクターの幅が出たのは良かったです。また、締めくくりは葬送のフリーレンという作品らしさが出ていて良かったですね。
まあ、私としてはアウラ戦以降にもっと魔族と戦ってほしかったですけど。
ヒットしたのだし続きは当然あるでしょうからそちらに期待かな。
そういや、ゼーリエがエルフも含めて「人類」と呼んでいたのには非常に違和感がありましたね。人類って人間、ホモ・サピエンスの意味でしょうに。
亜人とか妖精含めて人類って呼ぶのはおかしいでしょ。
ウルトラマンタイガでも地球人ではない宇宙人を人類呼ばわりしてて何言ってるんだと思ったものですが。
令和では「人類」をそういう使い方するのが流行っているんですかね……？
●拍手
●3/29にくれた方
拍手ありがとうございます！
●2024/03/29(金)
『勇気爆発バーンブレイバーン』最終話面白かったですね！
ネタアニメとして走り抜けていて素直に良かったと思います。
シリアスで熱い勇者ロボものを求める気持ちもありましたが、まあそういうのを求めるアニメではなかったですね。
●2024/03/22(金)
マクロスΔのTVシリーズ全26話を視聴したので、感想を書いておこうかなと。
それなりに楽しんで視聴しましたが、まあ……なんというか。凡作？
一応、真面目に作っているというのは伝わってきましたが。
色々問題があるなあと。
・キャラクターの配置が散漫
絶妙にドラマチックにならないキャラ配置に見えます。有効な相互作用があまりない。
美雲とフレイアは1キャラにまとめてしまって良かったように感じます。
恋愛に関係しない（主人公であるハヤテとの絡みが全然ない）のに重要度の高い美雲の要素はストーリー上浮いてますね。
元々の人物描写が薄いのでクローンだったのが判明しても大してドラマチックではない。
ハヤテとの関係が薄いならフレイアとの関係が濃いのかと思いきや、そちらも薄い。美雲はフレイアのライバルみたいになったら良かった気はするのだけど、敵が強すぎて全然勝てないのでライバル感を出していく余裕もなかったんだろうと思います。
ワルキューレのメンバーである美雲、マキナ、レイナ、カナメは、対ハヤテの視点で見るとオペレーター娘と重要度が大して変わらない感じでしたね。全然ハヤテに関係してこない。
恋愛関係にならないとしても、もっと主人公たるハヤテとの描写を増やしたほうが良かった（挨拶だけとかじゃなくてなにかしてもらう・なにかしてあげるとか）だろうし、この程度の関係性ならむしろもっと描写を少なくして注目度を下げてよかったのではないでしょうか。
とはいえサブリーダー的なカナメはまあ、このままでもいいのかな。責任ある立場やメッサーやアラド隊長との関係性は面白味がある。
ミラージュ・ファリーナ・ジーナスは、まあまあ。悪いとも思わないがまあまあ止まり。てか、ハヤテから女として見られてなかったような気が……。
フレイア・ヴィオンはどうしたいのかよくわからないですね。物語を引っ張っていくでもなく、恋愛を頑張るでもなく。ウィンダミア人の立場から何かするかと思いきやそれもあんまり。第1話以外あまり自発的には行動しない印象で中途半端。
主人公のハヤテ・インメルマンも中途半端。父親との関係性が重要なのであれば自由人風でなくて最初から父親を追いかけるようなキャラクターにしたほうが良かった気はします。
ハヤテがそもそも父親にあまりこだわっているように見えないため、父親がウィンダミアに次元兵器を落としたという部分の衝撃が伝わってこない。どうでもよく感じる。
メッサーを殺したキースをやっつけられるかというライバル関係が中途半端に終わってしまったのも良くないですね。
一方、ウィンダミア王国のボーグ・コンファールトは一種のツンデレで結構面白いキャラしてて良かったですね。
ワルキューレの歌を最初は嫌っていたのに心境が変化していくのは歌の良い力を表しておりテーマの体現でしょう。
・主人公たちの立場の曖昧さ
ハヤテ・インメルマンにしろフレイア・ヴィオンにしろミラージュ・ファリーナ・ジーナスにしろ、民間企業の一員なのだから自発的に戦争に参加しているはずなのに、強い意志はあまり感じられずどこか他人事でなんとなく戦っているという受け身の姿勢の印象が強いです。
罪のない大勢の人々をヴァール化させて操り殺し合いをさせ、メッサーを殺し、ラグナを破壊し占領したウィンダミア王国を簡単に許すことはできないはずなんですが。ハヤテたちはもし許すならウィンダミア王国に入って、次元兵器を投下した統合軍と戦うところまでやりなさいよ。民間企業とかいう中途半端な立ち位置は一体なんなんですかね？
まあなんというかやっぱり脚本としては「鬼滅の刃以前」という感じの話になってますよね。鬼滅の刃で「どんなにかわいそうな被害者だからといって、鬼になって罪のない人を食うことは正当化されない」というまともな価値観が大勢に共有されたので、今はこんな話は作れないんじゃないかな。
鬼になったウィンダミア王国を許さない視聴者が多いのではないでしょうか。
・主人公側が負け続けの印象
単純に、勝てていないですよね。
20話以上、何かを勝ち取った印象が全然無い。
敵はなかなか撃墜できない空中騎士団と操られたかわいそうな人達ばかり。主人公たちが気持ちよく勝てる敵を設定しなかったのは痛いです。
・恋愛描写のいまいちさ
みんな奥手であまり刺激がありません。もっとドキドキするような展開が欲しかったですね。
ハヤテをガンガン誘惑するキャラでも出して引っ掻き回したほうが面白かったんじゃないでしょうか。
もしかすると、ハヤテが居ないほうが良かったかも？ 下手に恋愛要素をやろうとせず、フレイアが主人公で祖国と戦うのをメインに据えたほうが面白かったかもしれませんね。マクロスじゃなくなる？ でもマクロス7も恋愛はほんのりした描写だけだったし……。
・なぜヒロインと敵（ウィンダミア人）を短命種にしたのか
人間と違う時間を生きる種族を描くことには価値があると思うのですが、お話としてはあまり上手く扱えているとは思えないですね。
普通にかわいそうで陰鬱な雰囲気がずっと続くのでうんざりします。種族としての寿命なのでどうしようもないですし、お話のエンジンになっていないなあと。
短命なのをどう長命にするかというのをロイドだけの目標にするのではなく、お話全体で考える（長命になる方法を争奪戦するなど）のであればメインテーマたり得たと思います。しかし現状だと単に雰囲気を暗くしているだけなんですよね。
あと、短命で恋愛にも敗北したらフレイアが悲惨すぎるので、メタ視点で恋愛で負ける可能性がかなり低そうに思えてしまうのもよくないですね。
・ワルキューレの扱いが雑
厳しいオーディションで選ばれた、たった5人しかいない対ヴァール・シンドロームの切り札である虎の子のワルキューレをろくな護衛も付けず危険な潜入任務に投入するのは物凄く違和感があるのですが……。
・惑星を股にかけているがスケール感が小さい
色々な惑星に行くものの、「惑星」というよりは「村」というイメージが強いですね。
各惑星の描写が弱く、星全体で色々な人間がいる感じがしないです。
まあこれは仕方ない面もあるでしょうけど……。
・戦闘描写の地味さ
これは本当に困る。
主人公のハヤテの戦い方がほとんど機銃を撃つだけ。
もっと戦い方にバリエーションが欲しい。驚くような戦い方がほぼ無い。
あんまりバトロイドにならない。変形しない。
ミサイルが非常に少ない。
敵がなかなか倒せない。
敵も味方も同じような可変戦闘機なので敵が代わり映えしない。
機体による性能の違いなども描写されない。形が違うだけ。
戦闘しない回も多め。
ロボットアニメとしての面白味が少なく、正直言って、つまらない。
最終話ではこれまでの鬱憤を晴らすかのごとくスーパーパック装備で大暴れしたのは良かったですね。
だけど、ラスボスであるロイドを倒すのがキースというのはハヤテの物語からの疎外感を象徴していました。
・どうして戦争が終わるのか
戦争が終わるのは「ウィンダミア王が和平交渉をやるつもりになったから」であってその方針自体はハヤテたちの成果とまでは言えない。
ハヤテたちはロイドの排除には貢献したのだけど、それだけ。
ウィンダミアに寄り添う場合はお話全体の諸悪の根源は統合軍なのだけど、そちらも解決とは言い難い……。
逆に統合軍としては、最終回後にウィンダミア王国と和平交渉なんかするより次元兵器追加投入も選択肢として大いに検討されるのではなかろうか。ウィンダミア王国を生かしておくリスクが高すぎないか？
ロイドが倒され美雲とラグナを奪還されたことでウィンダミアの力は落ちているし、統合軍が和平交渉に応じる意味はないのでは？ 他の惑星もウィンダミアに支配されて怒り心頭だろうし、ヴァール・シンドロームを蔓延させたウィンダミアとどうして和平交渉をしなければならないのか？
で、レディMって結局なんだったのか。ろくに正体が語られないのも片手落ちですね。
まあそんな感じです。
マクロスΔは、最新作なのにマクロスFに比べてどうも影が薄いと思っていましたが、それも納得の出来ではありました。
いやまあ、マクロスFも見たのが昔過ぎてもうどんな話だったかあんまり覚えてませんけど……。
とはいえ、劇場版の『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』は完全新作ということなので、そちらはたぶん面白いと思うので近いうちに見たいところですね。
●2024/03/21(木)
動くガンダム見てきました！
残念ながら「GUNDAM-DOCK TOWER」はチケット予約完売で入れませんでしたが、終了する前に動くガンダムを眼の前で見られてよかった！
実物大で動くのはやはり大迫力！
色々機構の解説もされてて面白かったですね。
動くガンダムは前から見に行きたかったんですが、結局終了間際になってしまった。
まあ、やっぱり自分の目で見て18メートル大の人型戦闘ロボットはありえないなーという気持ちは大きくなりましたね。大きすぎるし、あんなゆっくり動くしか出来ないのでは大地に立つのも絶望的だ。
とはいえ、未来には技術進化でもっと凄いものが見られるようになると良いですね。
でも、二足歩行って別にカッコよくは無いんだよね。ただ歩けるだけでは……やっぱり映像的には走ったり跳ねたりローラーダッシュしたり飛行したりしたほうがカッコいい。では、巨大ロボットに「歩くこと」が必要なのかどうか？ という疑問も生まれました。
それはそれとして、せっかくなので限定ガンプラなども買いたいような気もしたんですが……まあ、そこまで欲しくないかなと思って今回はスルーして何も買いませんでしたね。買っても積みプラを増やすことにしかならなかっただろうし、これでいいのだ……。
●2024/03/11(月)
漫画を描くか、描かざるべきか。それが問題だ。
結局私には絵の生産力が全然足りないという問題あって、改善しようと私なりに努力してきたのだけど改善されない。
これはもう才能が無いということ……と結論付けてしまって問題ないレベルだとは客観的には思う。
でもまあ、人生何があるかわかりませんからね。上手く行くようになる可能性もないではない。
やりたいところへ向かっていくのが人生。辛いとか辛くないとかではなくて、人生は意味のないものだから向かう方向を自分で決めないといけない。
自分で決めた方向に進むのが人生。今はまだその方向に進むことができなくても。道半ばで人生が終わるとしても。
だから、今描くべきなのかは保留として、才能が無いのがわかっていても漫画はそのうちまた描くんだと思います。
●2024/03/09(土)
鳥山明先生が亡くなってしまった……。
ご冥福をお祈りします……。
●2024/03/08(金)
うーん。昨日プロペンslimが不要かもと書いたばかりではあるのだけど、普通のペンに戻してしばらく使ってみたら普通のペンは普通のペンでイマイチ……。
なんだかどっちも中途半端に使いにくく感じてしまっているという最悪な状況である。
じゃあ、プロペンslimに戻しておくか……？
●2024/03/07(木)
2022年8月にプロペンslimを買って以来、慣れたらこっちのほうが良いのではと思って使い続けてみたのだけど、普通のペンで良いような気がしてきてしまった。
プロペンslim、ペン先端とボタンの位置関係が通常と違っていて使いにくいんですよね……。
自分の手の大きさには普通のペンのほうが良いのかもしれない。太いのもあまり力を使わずフィットするような気もするし。
結果的にはプロペンslimを買ったのが無駄みたいになってしまうのだけど、しかし結局こういうのって使ってみないとわからないんですよね。
ある程度の無駄は必要経費だと思うしかない。
まあ、気分で使い分けても良いかもね。
とはいえしかし、標準でない別売りの道具ってお金かかるばかりであんまり便利じゃないなという印象になってきている。複雑なことしようとしなくて良いかもね……。
そういえばTABMATEも買ってはみたものの使いにくくて失敗でしたね。キーボードでいいのだ……。
●2024/02/29(木)
ところで昔、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のシン・アスカについて、●2017/04/12（水）の雑記で↓のようなことを書いていました。
＞ ガンダムSEEDdestinyのシン・アスカって嫌われキャラとしてかなり性能高いと思うんですよね。
＞ いや、私自身はむしろ好きな方なんですが。
＞ シン・アスカは大ヒットした前作の主人公のキラ・ヤマトに対する批判者なわけです。で、中盤では実際にキラをやっつけちゃう。
＞ ここで重要なのは、「前作が大ヒットしている」「キラ・ヤマトは前作主人公である」「シン・アスカはガンダムSEEDdestinyの主人公である」ということ。
＞ 前作のガンダムSEEDを視聴してガンダムSEEDdestinyも視聴する人というのは、キラのファンが多いわけです。前作を最後まで見続けたわけですから当然ですね。
＞ でも、シンは続編の主人公なのに、キラを批判する……この時点でキラのファンはシンが気に入らない。
＞ それなのに、シンは主人公だからインガオホーされたり最終的に敗北者になる可能性は限りなく低いという。
＞ しかしdestinyは続編なわけですから、キラのファンは作品から非常に離れにくい。前作が大ヒットしているからみんな視聴している。自分だけが視聴を止めるわけにはいかない。キラがシンをやっつける可能性もわずかながらある。
＞ かくして、キラのファンは「嫌いなキャラが画面に出ずっぱりになっているのに作品を見続けなければならない」という状況に置かれてしまうわけです。
＞ となれば、シンを叩くしかない。実際、当時シンはキラのファンから猛烈に批判されてたと思います。
＞ 当時の私は「シンいいじゃん！ なんでそこまで嫌うの？」みたいに思ってましたけど、こう考えると嫌われないはずがないですね（笑）。
＞ 私はキラのファンでなかったのでシンは好きだったわけですが、「好きなキャラに対する嫌なヤツ」という視点で見るとすごく嫌だろうなという想像はできます。たとえば、けものフレンズで考えたら、かばんちゃんやサーバルちゃんを第二期の主人公がこき下ろすとか……。
＞ そんなわけで、シンのようなキャラって嫌われるキャラ作りとしてはもう満点に近いと思うんですけど、どうでしょう。
＞ それにしても、ガンダムSEEDdestinyの評価は芳しくないですよね。物語としては中途半端になってしまった。最初こそ主人公だったシンですが、最終的には主人公ではなくなり、敗北者となる形になりましたし。
＞ 最終的にキラが主人公をやるなら最初からシンを主人公にしたりせず、キラを主人公にすればいいのにという。
＞ やはり、物語の構造として、嫌われキャラは作品の評価を下げやすいリスクはあるでしょうね。シンが最終的に勝利者になったとしてもそれはそれで前作主人公の立場がありませんし。
＞ ただ、一方的な視点ばかりでなく様々な視点を考えるというのは良いことだとは思うんですけど……そういうことを考え出すと痛みが伴うから、あんまり望まれてないのかな、という気もします。
＞ まとめ。
＞ 最大限に嫌われるキャラを作るには、まず沢山のファンを作った上で、その人達を裏切るキャラ造形にしよう！ そのキャラが何度も登場しつつ、絶対に痛い目を見ないと思えるほど、効果が高いぞ！
嫌われキャラの作り方はともかく（笑）。様々な視点を描いていることを評価している文章でもありました。（けものフレンズについては、けものフレンズ2はまだ放送されてない時期ですね。ただの仮定を言ってる）
個人的には『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』ってキラの乗ったフリーダムガンダムを倒すところまではかなり面白い作品だった記憶があります。その後ぐちゃぐちゃになっちゃうんだけど。
シン・アスカを主人公にしたというところはかなり評価してるんですよ。
ああいうポジションのキャラクターを主人公にするというのは続編としては普通ありえないなと。
ついでに、●2020/07/16（木）の『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』の第20話の感想も置いておきましょうか。↓
＞ いやあ、すごかった！ イヴを撃ち抜くコアガンダムやリクを撃ち落とさんとするヒロトのシーンは鳥肌立ちましたね。
＞ 前作を別の視点から見るのも面白い。前作一通り見られてホントよかったです。無料配信に感謝ですね。
＞ 自分を責めるヒロトに対する仲間たちの優しさが温かい。ここに来てメイがヒロインポイント上げてきてる気がする！
＞ おかげでヒロトは少し吹っ切れてよかったですね。でもまあ、ここでヒロトがスッキリして終わったら物足りないし、まだまだELダイバー関連の衝撃の真実がエルドラにあることを期待したい。
＞ そして今後イヴは復活するのかどうか……。モビルドールイヴがガンプラで出たら欲しいんだけどなー。
＞ ただ、モビルドールメイも組んでみたんですが、構造的には物足りない部分もありましたね。リアル頭の顔のシールの違和感、腰と干渉してあまり上がらない太もも、立たせにくい足首の構造、髪の毛パーツの自由度の低さ、などは改善されると嬉しいけど難しいかな。スタイルは良いんですけどね。
＞ 次回はエクスヴァルキランダー回になるのかどうか？ シドー・マサキの話がメインになりそうな雰囲気もありますが。
＞
＞ それにしても、前作をダシにした（というべきなのか）こういう構成ってホント珍しいですよね。主人公の活躍の裏で次回作主人公は辛酸を舐めていたという展開はガンダムSEED Destinyしか思いつかないな。なんか他にそういう作品はあったっけ……そういう、別の視点から見ていく感じは好きなので、初期SEED Destinyはわりとワクワクして見てましたね。
＞ まあ普通、次回作で前作主人公を貶めるようなお話にしてしまうと前作ファンは不愉快に決まってるので、そりゃよっぽどじゃないとやらないでしょ、という感じではあります。その辺はRe:RISEは上手く料理してるなという印象。ヒロトに共感はできるもののヒロトが勝手にモヤモヤしているだけであって、リク達の正しさと勝ち取った成果は揺るがない。
＞ リクのダブルオースカイにデスティニーガンダム要素が入っているというのも面白いですよね。
＞ 今作がガンダムSEED Destinyから着想を得てこうなったという可能性は大いにありえるな、と思うわけでした。
こちらも様々な視点を描いていることを評価している文章。
というわけで、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』で「前作主人公を真正面から批判する人を主人公にした」ということ、私は今でも凄いなって思ってます。
いや、時が経つほどにその凄さがもっと感じられるようになったと言うべきでしょう。
これは当時から制作者たちが一方的なものの見方をしていなかったということです。これは本当に偉いこと。
前作で敵だったザフト側を主人公に描き、前作主人公であるキラ・ヤマトの成したことを別方向から批判的に見るということをやった。そしてなんと、前作主人公を今作主人公が殺すところまで行った。（殺せてないけど）
非常に挑戦的な作りですよね。
誰もが失敗することを予感する作り方だし、実際失敗はしたと思います。エンタメ的にはどうしたかったのかよくわからなくなってしまっていたとは思う。
だけどこの挑戦はアニメ史に残るべき挑戦ではあったでしょう。
できれば『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』内でシン・アスカがキラ・ヤマト側に合流して巨悪のデュランダル議長を倒すというところまで行けば順当だろうと思うのですが、そうはならなかった。とはいえ当初の主人公が敵扱いになって終了というのもそれはそれで特異な終わり方であり一定の価値はあったと思います。まあ、キラ・ヤマトをやっつけるシン・アスカを応援していた身としては、当時合流しても受け入れられなかったかもしれない。
私としてはシン・アスカが最終的に敗北すること自体は別にそこまで悪いとは思ってなくて、人は間違うものですし間違ってしまった人を描くというのも価値あることと思います。いや、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』がその描き方が上手かったとまでは言わないけれど。
で、お話そのものより私が一番残念だと思っていたのはデスティニーガンダムがストライクフリーダムガンダムやインフィニットジャスティスガンダム相手に全く歯が立たずに良いところ無しで終わってしまったところ。なんか、ちょっとくらいこう、手心と言うか……。
「すれ違う翼！ ガンプラ！」「ぶつかり合う運命！ ガンプラ！」のCMも印象的でデスティニーガンダムとストライクフリーダムガンダムの対決に期待を膨らませていたので本当に残念でしたね（笑）。
それがストーリー面・戦闘の活躍面でも『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』で今までを吹き飛ばすことができたので、今となっては『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』は強烈なタメとして機能するようになって良かったなあと思います。
●2024/02/27(火)
んー、ずっと思っていたことだけどなんかこう、自分は絵のコントラストの見極めが甘い気がする。
頑張って塗ってもボヤッとしてしまう。
コントラスト強め強めをもっと意識した方が良さそう。
●2024/02/26(月)
『ダンジョン飯』全14巻読みました。
とても面白かったですね！
「食べること」というテーマが貫かれていて非常に完成度の高い話だったと思います。
第1巻の内容が最終巻でもちゃんと生きていてすごい。
週刊連載だとこうは行かないでしょうね。
単純に漫画の技術も高く読みやすい。
キャラクターも生き生きとしていて愛着が湧きます。
まあラスボスの倒し方とかはかなり概念的な話になってきててどうなんだろうなあみたいなところはありますが。とはいえ普通に倒しても特別感無いしこれでいいという気もする。
最初「いかにもゲームっぽいなあ」と思っていた「死者が簡単に蘇る」という部分も、話が進むと迷宮内のみということがわかり、なんで蘇生できるのかというのも重要な要素になっていって面白かったですね。ゲームではなくてちゃんとファンタジーをしていた。
最初から考えていた要素なんでしょうか？ それなら第1話から「この迷宮内で死んだ者に限って蘇生できる」という但し書きがありそうなものだけど。やはり後付け設定かな？
それに、「この迷宮（黄金の国の迷宮）内で死んだ者に限って蘇生できる」とすると蘇生魔法というものが「あの迷宮（黄金の国の迷宮）のみでしか効果がない」ということになってしまって何か変ですね。
黄金の国の迷宮外から蘇生魔法を持ち込んで使っているはずだから、本来の蘇生魔法は迷宮外で使うものだったはずなのでは……途中の説明で「この迷宮（黄金の国の迷宮）では損傷が治れば生き返る」とされてましたが、となるとそれは蘇生術じゃなくて単に治療術と呼ばれるはずだし……。
てか、地上に蘇生屋（4巻）もあるし……迷宮内ほど簡単ではないけど迷宮外でも蘇生はできるということなのだろうか？ 8巻で迷宮の外に死体を出すと二度と蘇生しないと言われているが……それとも蘇生屋は迷宮に繋がっていて迷宮内判定？
まあ、気になった点とはいえ、実際のところ大したことでもないですが。なんかこう、上手い設定があるのでしょう。私が見逃してるかも知れない。
なんにせよ、読んで良かったですね！
で、アニメ放送中なのに全巻読んでしまったのでアニメの内容はもう確認するだけになってしまった。アニメ、原作の内容をとても良く再現しているだけに原作を読んでいるのとあんまり感じ方が違わない。凄いことではある。
アニメではどこまでやるんでしょうね。4巻最後までやるのがキリが良い感じかなー。残りの10巻分は丁度良い区切りが無いかも…。
●2024/02/21(水)
ぐぬぬ。
毎日絵を描いてアップロードしたい！ 出来るようになりたい！
●2024/02/18(日)
私が絵を描く理由、
「おれには、これしかないんだ！ だから、これがいちばんいいんだ！」
ということなんだよね。
●2024/02/16(金)
『良い独裁者がいればそれが一番良い政治になる』なんて言う人がいます。
まあ、それは無理なんだよね。
『良い独裁者』、非常に結構なことですが実際問題その独裁者がトップの地位を守るために何をしなければいけないかというと「政治的に支えてくれる人間に良い思いをさせる」ことなわけです。
残念ながら、民衆にどんなに良い思いをさせても独裁者の地位は守られません。独裁政権下では民衆の力が弱いから。
しかし、政治的に支えてくれる人間というのは、政治的な力を色々と持っています。彼らから見放されるとトップに居続けることは難しい。
というわけで独裁者は「政治的に支えてくれる人間に良い思いをさせる」、つまり、お金を渡さなければならない。
そのお金をどこから持ってくるか？ 民衆から金を巻き上げるしかありませんね。民衆がどんなに泣き叫ぼうとも、やめてしまったらトップではいられません。
むしろ、民衆が貧乏になればそれだけ力もなくなるので統治もしやすい。
かくして、独裁者は構造的に民衆を弾圧せざるを得ないのだった。どんなに良い独裁者を想定したとしても、この構造からは逃れられない。民衆を弾圧する独裁者が生き残るのが独裁政権というシステムです。
民主主義であれば、民衆の力が強くなっていますから民衆にとってかなりマシになります。政治的に支えてくれる民衆に良い思いをさせるインセンティブが政治家にある。
結局民主主義が一番マシというのはこういうことなんだよね。
あと、民主主義とはいえ長期政権は必ず腐敗します。巧妙に地位を守るための仕組みを作っていくし、人間関係が固定化されると利益でどんどん繋がっていくんですな。利益関係があるから便宜を図ってあげよう、みたいなのがいくらでも発生する。
それを放っておいたら行き着く先は独裁政権と同じですね。地位を守るために民衆から金を巻き上げようとする。
民衆はそういう事をしようとした政治家がいたら地位を剥奪しなければいけません。民衆が政治家の上に立つのが民主主義です。
水が流れなければ淀むのが道理。流動性は大事です。
●2024/02/12(月)
そういえば『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』、レールガンのエフェクト表現が明確になってて良い感じ。
昔はビームと見分けがつかなかったんですが、今回は稲妻の軌跡になってわかりやすくなってましたね。
SEED世界において実弾とビームの違いは重要ですしね。
●2024/02/11(日)
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』見てきました！
結論から言うと大満足でしたね！
以下、ネタバレ注意！
まずテーマが明確で良かったですね。愛！
最近私は愛に弱くなっちゃって、終盤はちょっと涙ぐんでしまいました。
そして対するデスティニープランが思ったより大きく取り上げられていて驚きましたね。
劇中でファウンデーションのデスティニープランは上手く行っていたようなのですが、最終的にはそれに従って生きていた人々は核兵器で自作自演の道具にされる、という末路になってしまいました。
デスティニープランの掲げるお題目、遺伝子に従えば平和な世界で幸せに暮らせるという話は一体どこに行ってしまったのか。
というわけで、一部の権力者の好き放題にされるというデスティニープランの問題点が非常に明確に描かれていましたね。この構造的問題点はどうしようもない。
（いやまあそもそも本当なら経済発展もしないと思うけども）
順調に経済発展するのであれば経済的に世界を支配をすれば良いものをすぐ大量虐殺に訴えるのはコズミック・イラの悪いところですね。
まあそれはそれとして、戦闘もとても楽しかったですね！
3DCGがちょっと安っぽいかな、と危惧していたのですが、そんなこともなくよく動いてハイクオリティーな戦闘で大満足でした！
2D作画シーンも要所であり。デスティニーガンダムが光の翼を発動するカットも2D作画かな？
デスティニーガンダムは大活躍で凄かったですね！ なんで分身できるんだ！？ 新装備のゼウスシルエットまで！
もう後半はマイティーストライクフリーダムガンダムなどもやりたい放題な感じでしたね（笑）。
ズゴックの中にジャスティスガンダムが入っているのも何故そうなったのか（笑）。
デュエルブリッツガンダムやライトニングバスターガンダムまで登場し、出せるものは全部出してサービスしようという姿勢に感じましたね！ 素晴らしい！
BGMも懐かしのメロディが色々で楽しかったです。
序盤のラクス登場シーンでミーアの曲のBGM！ と思ったけどミーアの『Quiet Night C.E.73』はそもそもラクスの『静かな夜に』のアレンジだったのね。
デスティニーガンダム活躍シーンで『覚醒シン・アスカ』のアレンジが流れるのも良かった！
というわけで、大満足な映画でした！ 面白すぎた！
『機動戦士ガンダムSEED』と『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』を見ておいて本当に良かったと思えました！
劇場に見に行ってよかった！
名作と言って良いでしょう！ 更なるSEED黄金時代は決まったな！
●2024/02/10(土)
あの、『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』のアニメ化の出来が良すぎてびびるんですけど。
あと、ナレーションがうえだゆうじさんだけど、機動戦艦ナデシコ見たばっかりだからテンカワアキトの声に聞こえてしまいますね（笑）。
ラブコメ系のロボットアニメも令和最新版を見たいところですね。なんか無いのかな。
●2024/02/09(金)
趣味絵も色々描きたいのだが……。
もっといっぱい描けるようになりたいよ。
●2024/02/08(木)
画力を上げたい。
体調の優れなさなどでどうにもならず最近モチベーションの低下が著しかったのですが、やっと持ち直してきました。がんばろう。目の前の絵を描こう。
腰痛については、新しく買ったクッションが役に立たないことがわかりました。
でもクッションなしで座ったら一番マシだったので、とりあえずクッションなしで行こうと思います。
●2024/02/07(水)
ラブコメ作品の……というかヒロインが複数登場する作品の問題点としては「主人公に選ばれなかった負けヒロインがかわいそう」というのがあるわけですが。
色々パターンがありますよね。
・「最後に一人を選ぶ」普通に負けヒロインが発生する通常パターン。恋愛ゲーム原作でアニメ化の際に採用された結果、原作に存在しなかった（プレイヤーが選べるので問題なかった）はずの負けヒロインを大量に出した実績を持つ。
・「1対多の複数ヒロインにせず、全てのヒロインで男1対女1を守る」負けヒロインは出ないしかなり無難。しかしラブコメとは言えないかも。主人公に感情移入して恋愛の疑似体験で楽しむことには向いていないかもしれない。また、受け手側の期待する通りの組み合わせに収まるとは限らない。
・「それぞれのヒロインのifストーリーを描く」小説や漫画などでまともにやろうとするとSF的な概念を導入しなければならない。そして、それぞれのifルートでも負けヒロインは発生しているので実は「負けヒロインを出さない」ことは達成できていない。
・「男1、ヒロイン複数のハーレムにする」前提として倫理観を捨て日本が舞台の作品なら劇中で日本の法律と戦わなければならない。まともに考えると物理的に不可能な場合が多い。一見負けヒロインはいないが、ヒロインの扱いの差が表面化する場合は多い。扱いの差が表面化してしまうと負けヒロインと変わらない。
・「最後に一人を選ぶことが前提だが、結局選ばない」わりとある。最後に一人を選ぶことの別パターン。連載中は良いのだけど、誰を選ぶのかを気にして見ていたファンからするとかなりガッカリする。
・「そもそも男を登場させないで女の子だけを描く。恋愛は無いし有っても百合」女の子が見たいだけならこれでヨシ。恋愛的には無風。ラブコメではない。
と、一長一短ありますね。
ソーシャルゲームではメインストーリーであまり恋愛を出さず、キャラ個別ストーリーでそのキャラとの恋愛が描かれるのが普通（？）な気がしますね。それが色々と都合が良い。
その個別ストーリー内で描かれがちなのはハーレムとifストーリーの合せ技という印象。
個別ストーリーの都合により主人公は「そのキャラだけのルートに入っている」かあるいは「ハーレムを作っている」かが自由に描かれる……みたいな。
王道ヒロインならそのキャラだけのルートが描かれがちで、嫉妬するそのキャラが描きたい場合はハーレム前提で話が展開されるわけですね。
ゲームなら主体がプレイヤーなので、好きなヒロインしか見なくて良い。負けヒロインはそもそも眼中に無いので問題が起こりにくい形式だと思います。
最終回も来ないし来たとしてもメインストーリーが終わるだけなので永遠に「選ばない」ことが出来、倫理的な問題は発生しない。
んで、これって明確に恋愛ゲームじゃなくても実装されがちなんですよね。
というのは、ソーシャルゲームというのは大抵はキャラクターをガチャで獲得してもらうことを目標に運営されているわけですが、キャラクターの魅力というのは「このキャラと恋愛できたら嬉しいか？」というのがかなりの部分であるわけです。
なので、キャラクターの魅力で売っていくタイプのソーシャルゲームは恋愛ゲームのようなものになりがちですし全体として見るとハーレムものと言えるかも。
受け手側がハーレムを好きか嫌いかに関係なく、現在は流行のゲームに触れたらそれはハーレムという構図になりつつありますね。
んで、『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』の話。
タイプとしては「男1、ヒロイン複数のハーレムにする」なわけですが、問題になりそうな部分は丁寧に潰している印象。
普通のハーレム作品と違う部分は「既に付き合っているし全員との結婚を目指している」「恋太郎が通常では物理的に不可能なレベルで全力で彼女を愛している」「恋太郎に実質拒否権は無い」「彼女たちが恋太郎が居ない時でも積極的に交流している」ということですかね。
「既に付き合っているし全員との結婚を目指している」：負けヒロインを完全に潰してますね。普通の作品だと付き合っていない状態で進むため、キープしつついつでも捨てられる状態。こう言ってしまうとひどいね。『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』では既に付き合っているため、もう恋太郎の方から振ることは無いと思えるわけです。安心感がある。
「恋太郎が通常では物理的に不可能なレベルで全力で彼女を愛している」：ほぼギャグ作品なのはかなり良い方向に働いてますね。「ヒロインたち全てに愛情を注ぐのは時間が足りず物理的に不可能」なので。現実だと1人相手でも大変ですよ。ギャグの比率が高いことで問題が解決されており、彼女全員が幸せになることが信じられる。その上設定上、恋太郎と結ばれないと不幸になることも明言されてますし。最初から神様も登場するし意図的に組み立てられている。
「恋太郎に実質拒否権は無い」：かなり大事だと思います。拒否権がもしあると倫理観が登場して「ありとあらゆる手を使って一人だけを選びなさい」ということになってしまう。そうなるともう素直には楽しめません。「実質」という部分も重要で、恋太郎が嫌々やっているわけではなくて積極的に心の底から彼女たちを幸せにしたいと思っているのも大事なことだと思います。
「彼女たちが恋太郎が居ない時でも積極的に交流している」：仲の良さが強調されてますし、組み合わせによって新たな魅力も見えてくる。「本筋」というものがほぼ存在していないので時間稼ぎの水増し的に見られることも無い。
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』の「本筋」というのはあえて言えば彼女100人と付き合うことなわけですが、別に新ヒロイン登場を急がなきゃいけないわけでもないですしね。
既存ヒロインにファンが付いているわけですから、既存ヒロインを大切にする姿勢を見せることは非常に大事です。
ヒロインの扱いの差を表面化しないように頑張ってるのが伝わってきます。
というわけで、『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』はハーレム作品としてかなり極まっているように見えますね。
そういえば、ハーレム作品で支持を集めているものとしては『デート・ア・ライブ』もありますね。まあ、内容はアニメ1期を見た程度で全部を確認しているわけではないしかなり前に見たきりなので断言はできませんが、『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』ほど割り切った描写はされてなかった印象。基本的にシリアス作品ですし、「ヒロインたち全てに愛情を注ぐのは時間が足りず物理的に不可能」という問題も解決されてなかった気がします。その後どうなったのかはわかりませんが。時間操作とか分身とかで解決されているのだろうか？ 気になってきた。
そうそう、『デート・ア・ライブ』といえば可動プラモデルでヒロインが出るらしい（「KADOKAWA PLASTIC MODEL SERIES」）ので買ってみたいですね。つなこ先生のデザイン素晴らしいですし。つなこ先生の画集も買ってます。いいぞ。
それはともかく、ソーシャルゲームの影響でハーレムに対する忌避感がかなり薄まってきている感じはありますし、これからもっと負けヒロインのいないハーレム作品は増えていくのではなかろうかというところ。
ちなみに、私は別に負けヒロイン絶対不要主義じゃないですけどね。王道ヒロインよりサブヒロインが好みの場合が多いので、たまには勝ってるところも見てみたいと思うだけです。
実のところ、最後に一人を選ぶ普通の作品でサブヒロイン属性の子が勝つのはお話の制約上かなり難しい。
サブヒロインというのは「後から登場している」「個性的で面倒な性格付けをされることが多い」「初期キャラに容姿で優りにくい」などのマイナスポイントが多いので人気が集中しづらく、勝たせると否が多くなるだろうと思われるので普通は無難に初期キャラ王道ヒロインが勝つわけです。
しかし、かわいそうなヒロインも可愛い。失恋して泣いている姿も素晴らしい。
負けヒロインには負けヒロインの魅力がある……とも言えるね。
しかしなんか長くなってしまったな……。
こんなに書くことあったのか……とも言えるね。
●2024/02/06(火)
ちなみに『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』、推しは女井戸妹ですね。ツンデレ具合が凄く良いです。とても可愛い。まあみんな可愛いんだけど。
そして女井戸妹は普通の漫画だと勝ちヒロインにはならなそう。メインヒロインとしては動かし辛そうで、サブヒロイン向けの性格してるように感じる。逆に言うとサブヒロインに居ることでメインヒロインが引き立つタイプかもしれない。
女井戸妹はツンデレの形成が姉（姉ではない）を主人公に取られたというところから始まっているので、最後に一人を選ぶ普通の漫画だと主人公が姉（姉ではない）を捨てない限りは姉（姉ではない）にはどうしても勝てない構造になってるんですよね。ラブコメにはこういう（ヒロインを主人公に取られたことで主人公を敵視するタイプの）キャラクターは結構見かける印象ではありますが、勝ってるのは見たことないと思う。
ところがこの漫画ではもう勝ち確なので良いよね。
それはともかく、女井戸妹と恋太郎が1対1のデート回とか読みたいですねー。
それにしても恋太郎ファミリー加入が12巻なのでアニメだとそれは4期とかになるんですかね……そんなにアニメ続くかな？ 続いたとしても何年後だ？
●2024/02/05(月)
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』を読みました。DMMブックスで今日まで1〜2巻がまるごと無料で読めますね。ニコニコ静画や少年ジャンプ＋で公開されている話を合わせるとかなりの話数が無料で読める。
すごいラブコメ漫画でした。ほとんどギャグですけど。
普通ラブコメ漫画は「誰と付き合うか付き合わないか」で読者をモヤモヤさせるものですが、この漫画は最初からそれを取っ払ってヒロイン全員と付き合い、100股を目指すという無茶苦茶な内容。
実は前からこの漫画の存在は知ってましたが「え〜？ マジ〜？ よく考えずに雑に設定したのが伝わってくるタイトルじゃね〜？ 100人って、女の子使い捨てか〜？ 俺が読んでも面白いわけないやん〜？」と思ってちゃんと読んでなかったんですよね。
私が間違っていた！ ごめんなさい！ 土下座！
これがまた、ちゃんと読んでみると考え抜かれた設定だなと感じるわけです。普通のラブコメ漫画はどんなに魅力的なヒロインが多くても最終的には一人を選ばなきゃいけないわけで、必ずその他の負けヒロインがかわいそうで終わるという問題を抱えている。しかしこの漫画は倫理観と引き換えに、「負けヒロインを出さない」「その後の幸せも約束する」ということを最初から達成しているのでどのヒロイン推しでも安心して読めるんですね。
普通のラブコメ漫画って「この子は頑張っているけど最終的には負けちゃうんだろうな」と思うととてもかわいそうで読んでられない……みたいな部分もあったんだなと気付きました。だって誰が負けるか大体分かるし。
この漫画は安心して「恋して幸せになっている女の子可愛い」を大量に摂取できますね。最高か？ 素晴らしい。
で、倫理観を引き換えにしているとは言え、主人公の恋太郎はめちゃくちゃ良い奴だし、100股しなければならないのは神様のせいであるし、付き合わなければ相手が死ぬと言われているので実質拒否権もない。設定の作り方が上手いです。エピソード量を考えるとどう考えても作中の時間が足りず物理的に不可能なのでそこの正確さは無視するという割り切りも潔い。
そして各話で原作の「話の運び方の上手さ」「個性的なキャラを生み出す力」「キャラの魅力を十全に描き出す力」「あらゆる方面への配慮＆倫理観の確かさと、それを逆手に取って話を作る技能」をガンガン感じてすごい。
作画の方も漫画が上手すぎるし絵が上手すぎる。各キャラの描き分けや様々な服を着せたり状況に応じて髪型を変えるセンスも素晴らしい。というかキャラが多すぎるのにちゃんと描くだけでも凄すぎる。代替できる才能ではない。
とにかくすごい漫画だ……。尊敬。
とても面白かったのでとりあえず何巻か購入しましたが、いずれ全巻読みたいですね。アニメも全く見ていないので、これからもっと楽しんでいこうと思います。
まあ、今後100人ちゃんと描かれるのはあんまり期待してませんが……。遊戯王ZEXALのナンバーズみたいに後半省略されるという覚悟はすべきかも（いや逆にオーバーハンドレッド彼女が出る……？）。
というか100人ってどうやってコマに収めれば良いんだ……？ 毎回4ページくらい使うの……？
全員を同時に描写する回を定期的に入れなきゃいけないというのも大変さという意味ではこの漫画の構造的問題点ではありますね。作画も大変だけど原作の負担も大きいし。
人数が増えるほど既存のヒロインの描写が薄くなるという問題もありますし、ある程度で止めて最終回で「恋太郎は100人と付き合って結婚して幸せに暮らしました」で終わるのが丸いような気もする。
いや、この規格外の作者たちならば、そういう普通の予想を上回る最後を見せてくれるかもしれないけども……。
●2024/02/04(日)
うーむ。今年に入ってから急に腰痛が……。
椅子を変えるべきか……とも思うけど、10万円以上の高い椅子だからといって合うとは限らない。（1敗）
クッションを買って様子を見てみることにする。
●2024/02/03(土)
アニメダンジョン飯の第5話を見ました。
「幽霊は壁を抜けられる」→「壁を抜けるなら瓶も抜ける」→「瓶に入れた聖水を振り回せば、瓶を抜けて聖水にぶつかる」→「聖水のみを撒き散らすより、何度も使えて効率的！」
というのは目からウロコでした。その発想は無かった。
面白！
新しい視点を与えてくれる作品って良いですね。
ダンジョン飯はダンジョンで魔物を食べるだけの作品かと思ってたんですが、意外と複数の視点でストーリーが進んでて今後も面白そう。
ウィザードリィを元ネタにしているらしいので死の扱いが軽すぎてとてもゲームっぽいんだけど、なろう系にありがち（？）なステータス表示とかは無くて、世界観作りはちゃんとやってるなあという印象。
そのうち原作も読もうかな。
●2024/02/02(金)
なんだか最近疲弊感が強い。
座っているだけでもお尻や腰も痛い。
ほとんど絵が描けなくなっている……。
が、なんとか頑張らないと……。
●2024/02/01(木)
もう2月か……。
ところで、機動戦士ガンダムSEED DESTINYのデスティニープラン、放送当時は自分の知識が乏しかったことと劇中での反論がふわふわしていたこともあって「そんなに悪いのか？」と思っていたわけですが。
まあ、思想はともかく実際に施行しても「一部の権力者に都合の良い世界にする」ということにしかならないんですよね。
「遺伝子を調査をすれば職業適性が完璧にわかる」……わけがない。
大まかな適性はわかるとしても、適正なんてグラデーションなわけですからどのラインでどの職業に割り振るのが最適なのか？ というのは権力者の意向が大きく関わるわけです。
また、遺伝子での適正判断というのは需要と供給を無視しています。たとえばサッカー選手だらけになって工場労働者がいなくなったら困る。だから、サッカー選手の適性があったとしても工場労働者にしなければならない。
そして誰がその需要と供給を判断するのか、と言えば一部の権力者でしかない。コンピューターが判断しますか？ コンピューターに判断基準を入力するのは誰ですか？ 権力者ですね。というわけで一部の権力者の都合で世界が回る。
で、その一部の権力者の意向を最終的には「暴力で強制しなければならない」ので、独裁政権の恐怖政治にならざるを得ない。
職業選択の自由が無くなるというのは、そういうことなんですよね。日本国憲法（昭和21年憲法）第22条第1項にある職業選択の自由は大事。
共産主義と大体同じ問題点を抱えてるっていうか……。
というわけでリアルに考えると絶対無理でどうしようもないので、作品としてはそういうところは論点にしたくなかったんでしょうね。劇中のテーマを描くための都合の良い設定でしかないと考えたほうが良いのかも。
議論の題材にはうってつけですしね。放送当時の私もある程度騙せてたし。そういうところ上手いのよね、ガンダムSEEDは。
●2024/01/31(水)
誰にでも通用する作品の価値というのは何か？
まあ、無いですよね。
それに一番近くてわかりやすいのは、おそらく「その作品によってどれだけ儲かったか」ではあると思います。
儲けが無ければ存続も無いので、当然儲けは価値があります。
しかし儲けは「広く浅く」である場合があります。つまり、「最高の作品ではないけど、ある程度お金を出しても良い」と多くの人が思っていたとしても儲けは出ます。
そう、「ハンバーガーとコーラは世界中で最も売れているが、それは最高の料理なのか？」みたいな話。
なので作品の価値はどれだけ心酔させられるか、最高であると思わせられるかというところにもあるでしょう。
ではそれによって儲かったのなら最高の作品なのか？ しかし同時に、それは一種の宗教に近づいていきます。
最も売れた本は聖書と言われます。とはいえそれも他の宗教の人間にとっては無価値なわけで、誰にでも通用する価値ではありません。
そしてすべての宗教がそうだとは思いませんが、人心掌握のテクニックによって「お金を出させる」ことに特化していく場合もあるわけです。
また、ギャンブル化も儲けに特化した一例でしょう。ガチャの流行は脳のバグという説もあります。射幸心が煽られると人間はお金を出してしまいやすい。
運要素は大事でギャンブル化は実際面白いのですが、だからといってギャンブル化していない作品は作品としての価値が劣るということも無いでしょう。
儲からないけど重要なものというのはいくらでもありますしね。高度な科学技術の教本とか。
結局、儲け一辺倒の価値判断だけでは最高の作品は見つからない。個人にとっての「最高の作品」は先鋭化しすぎていて一部の人にしか刺さらないものであり、その人の人生の経験に合致する作品ということになるでしょう。
というわけで、自分にとっての最高の作品というのは自分で見つけるしかなくて、それは自分で作り出したものが恐らく最も近いものになるのだろうと、私は思います。
なので私は何かを作り続けたいし、それが人生と思うわけです。
……。
それが多くの人に受け入れられて儲けが出ることで生き延びられるかはまた別の話。
●2024/01/29(月)
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』見に行きたいなあ。と言いつつなかなか行けない。
劇場版のガンダムSEEDについては↓のようなことを昔雑記に書いてましたね。
＞●2021/06/08（火）
＞ ガンダムSEEDの劇場版、名作になると期待してます。わりと。
＞ まあSEEDとデスティニーは放送当時は批判的ではあったんですけど、ガンダムSEEDの基礎設定は好きですし、福田己津央監督の演出力は素晴らしいですし、劇場版ならバンクだらけってこともないでしょうし。
＞ 脚本が問題ですが、多少残念だったとしても戦闘シーンが良ければ問題ないでしょうし。
＞ とはいえ時間はたっぷりかけたでしょうから練り込み不足ということもないかなと。両澤千晶氏のキャラ配置のセンスはすごいと思いますし、没後に参加した方が上手く脚本の流れを制御できたら名作になるんじゃないでしょうか。
＞ 駄作より名作になる確率のほうが高いと思いますし、ここから更なるSEED黄金時代を築くかもしれませんね。
＞ ところで、機体としての「ガンダムSEED」が出たりしないかなと思ってるんですが、どうなんだろう（笑）。
予想通り名作になったのか？ 更なるSEED黄金時代は到来するのか？
機体としての「ガンダムSEED」は登場するのか！？（たぶん登場しない）
SNSの反応を見てるとかなり好評なようなので楽しみです。
●2024/01/28(日)
自分が「レベルが高い・低い」と感じるものというのは言い換えると「巧拙」ということですが、それも一種の個人的な「好き・嫌い」なのだろうとは思います。
巧みなことが万人に共通する物差しとは思わない。点数の付け方は人それぞれ。
しかし、単なる好き・嫌いでは表せない、巧みだな、上手いな、と思うものをレベルが高いと感じるわけですね。
なので、「レベルが高いけどそんなに好きじゃない」という風に感じるものはいっぱいありますねー。エヴァンゲリオンとか。
いや、エヴァも嫌いじゃないし好きか嫌いかで言えば好きな方に入るんだとは思いますが。
演出の巧みさには尊敬の念を抱いているのですが、描こうとしている内容は別に……みたいな気持ちは「レベルが高いけどそんなに好きじゃない」になりますね。
逆ももちろんあります。「レベルは高くないけど描こうとしている内容は好き」という。ニュージェネレーションウルトラマンはウルトラマンZ以外が大体これ。
とはいえ内容の良し悪しは各要素がグラデーションだし、無理にパターン分けしなくても良いかもしれませんが。
●2024/01/27(土)
『ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ』の第1話で久しぶりにウルトラマンZの第1話を見ました（半分以下に省略されてるけど）。
うーん、これだけでもやっぱり脚本のテクニックの上手さが違う。組み立て方が論理的で見てて気持ちいいのがわかる。
「これを実現した脚本家、頭良すぎる！」というのをビシビシ感じる……。
レベル差をまた体感してしまった……。
●2024/01/26(金)
ウルトラマンブレーザー最終回についてもうちょっとやるか。
またブレーザー最終回の話かい……とはなりますが。
つまらない作品の方が自分の感じるつまらなさが明確で語りやすいんですよね。そして根拠も明確にしなければいけないので長文になりやすい。
さて、
＞ウルトラマンブレーザーって一体なんなの！
＞V99と全く関係ないじゃん！
＞一つのシリーズとしてまともな話になってない。
＞出自をちゃんと設定して描写することを面倒がるな！ 甘えるな！
私は最終回の感想にこう書きましたが、何故か？
これについては「ウルトラマンの出自が不明確なのはよくあることだし、目くじらを立てるほどか？」という意見もありますよね。
まあ、それはそう。
しかしながら、ウルトラマンブレーザーという作品はV99の謎とともに「ウルトラマンブレーザーとはなんなのか？」ということをメインストーリーにして進んできたシリーズです。
そこに劇中で答えを用意しないのは不誠実に感じますね。手抜きに感じる。
まあ、私としては他の出自が不明確なウルトラマンもあまりよくないと思ってるんですけどね。平成以降に急増している気もするし。
とはいえ、物語上で明確に「この物語はウルトラマンの出自の謎を追うのだ」と提示しないのなら「ウルトラマンの出自には大して意味はなく、ウルトラマンに変身できることだけが重要な物語なんだ」としてスルーしても良いとは思っています。（逆に言えば、普通の作品はスルーしてもらうために最初にさっさと出自を明確にして終わらせるのだが……。）
物語上で明確に謎として提示したのなら、答えを描くことは必要。まともな話なら、そうなります。
つまり、物語上でウルトラマンブレーザーの出自を明確にする場面で盛り上がりの山を作るつもりがないのなら謎として提示してはいけないし、なんだったらそもそもウルトラマンブレーザーを「個」として描く必要が無く、単に「V99の事故に関わったゲント隊長は変身できるようになりました」だけでも良くて、むしろそちらのほうが完成度の高い物語だっただろうと私は考えるわけです。
V99の事故の謎を追ってるエミ隊員をゲント隊長は支援しているはずなのに、どう考えてもV99の事故に関係あるブレーザーのことは隠し続けたりとか不自然な点も多々ありましたしね。
変身時は誰の意思で体を動かしているのかわけわからないことにもなってたし。
まあ、上手く行ったとはとても思えませんでした。
不用意になんとなく出自を謎にするのではなくて、できればよく考えてきっぱりとした描写を心がけて欲しいと思います。
あ、そうそう。
こんなことを書いていると「そんなにウルトラマンブレーザーが嫌いなのか？」と思うかも知れませんがそんなことはないですよ。
物語としてレベルが低かったと考えているだけで嫌いではありません。
キャラクターとしてのウルトラマンブレーザーは好きです。これはウルトラマンタイガとかもそうですね。
他の作品でウルトラマンブレーザーが客演して楽しくやってくれるならそれはそれで良いと思います。
●2024/01/24(水)
「相手が丸腰である場合は、攻撃してはならない」という倫理観は、相手が地球人類ホモ・サピエンスであることを前提としているんですよね。
まあ、丸腰でも攻撃の意志を見せるようなら攻撃して鎮圧しなければならないということにはなるので、丸腰かどうかはあんまり判断基準として良くない気はしますが。
そして、テルアキ副隊長が「丸腰の相手を撃った…！」とかショックを受けていましたが、あなたが散々撃ってきた怪獣は大抵丸腰でした。（ドルゴは武装していた？）
SKaRDに所属していて「宇宙人は人間ではない」という前提が無いのはちょっとどうなんだろう。
みたいに、ブレーザー最終回のことをついつい考えてしまいますね。
●拍手
●1/22の12時頃にくれた方
拍手ありがとうございます！
●2024/01/22(月)
2024/01/20(土)の感想でV99について「兵器を持ってるとか持ってないとか関係ないし」と書いたわけですが、もうちょっと詳しく書きましょうか。
まず、劇中では錦の御旗のようにエミ隊員の父が書いた手記を扱ってますが、証拠能力は非常に低いと言わざるを得ない。
エミ隊員の父の個人的な考えでしかないからです。
エミ隊員の父は「V99と対話してみたい」とか言ってたんで一種のフィルターがかかっている状態なんですよね。
では問題です。包丁は兵器でしょうか？ フォークは？ ナイフは？ ノコギリは？ チェーンソーは？ 狩猟用の銛は？ 狩猟用の銃は？
兵器かそうでないかというのは非常に曖昧ですよね。V99に好意的なエミ隊員の父は、そういった曖昧なものを兵器判定していない可能性が高いわけです。
また、異星人のオーバーテクノロジーを完全に理解して兵器かそうでないか判定できるとも思えない。実際完全な理解が無理だったから事故起こしてるし。
ってか、こんな破壊力のあるワームホール発生装置を搭載していたわけですよね。
兵器のあるなしで判断しようとするのは非常に危うい考え方ですね。
まあいいや。仮に、曖昧なものすら一切無く本当に兵器が無かったとしましょう。でも宇宙船それ自体にも破壊力はありますね。落ちてくれば人は死にます。危険ですよね。
察知して予め安全なところに撃ち落とせるならそうしたほうが良い十分な理由になるでしょうね。
……じゃあ更に、どうしたらそうなるのかはわからないけど、100歩譲って、もしかすると完全に安全な宇宙船だったかもと仮定しましょう。
それなら最初のV99は武器を全く持っていなかった平和の使者……と考えるにはまだ早い。
エミ隊員の父が書いた手記には、宇宙船に何が搭載されているかしか書かれていませんでした。
乗っていた宇宙人については謎しかありません。
いやむしろ、兵器が搭載されていなかったということは、逆に宇宙人自身が物凄い戦闘能力を持っていたということなのではないでしょうか？
視聴者もエミ隊員も、徒手空拳から武器を無数に作り出し、敵を爆殺し続けた宇宙人を見てきたはずです。
はい、ウルトラマンブレーザーですね。
皮肉なことに、ウルトラマンブレーザーの存在がV99の危険性を証明してしまっています。
宇宙船に兵器がないとしても撃ち落とさず放置したらウルトラマンのような怪物が暴れ回らないとも限らない。
まあ、極論を言えば「移動できる」だけでも人間に危害を与えるのは簡単なことですけどね。イノシシが突撃してきたら怪我します。十分危険ですね。殺すに値します。
ではV99はどうすればよかったのか。もちろん「対話」です。知的生命体であると証明し、対話して敵意がないことを知らせれば攻撃されなかったかも知れない。
それくらいのこともできないで他人の星に来るような輩は撃ち落とされても仕方がないということです。
いやー、大事ですね、「対話」。
そういうわけで、兵器を持ってるとか持ってないとか関係なく、最初のV99は撃ち落とされるべくして撃ち落とされたし、V99の仲間は逆恨みも甚だしいということです。
一方的に攻撃された地球は非常に迷惑をした。死者も沢山出た。悪いとしたらV99の方だろう。
エミ隊員の父が書いた手記はなんの証拠にもならないし、それに従うのは危険すぎて本来なら各国防衛軍が納得できるとも思えない。対話が上手く行ったのは結果論でしかない……というよりは、V99の行動が滅茶苦茶で脚本の都合優先だっただけ。
少なくとも私はV99が平和を望んでいると信じるに足る描写は見せてもらっていない。
しかし、軍事考証もやっている脚本の小柳啓伍氏がこんなこと気付かないはずがないと思うんですけどね。
まあ、だから「V99相手に謝罪はしない」「ドバシがV99を撃ち落としたことについてエミ隊員は一定の理解を示している」ということになったんだと思いますが。
V99がどんな奴らなのかを明確にしない方針が対話と相性悪かったと思うんですよね。「あまりにもわけのわからん奴らは信用できないし、ろくな対話もできない」という基本的な部分で躓いています。
●2024/01/21(日)
いやー、自分はエンターテインメント作品における敵との大抵の「対話で解決」に良さを感じてないことがよく分かるなー。
敵との対話での解決というのは本来、「双方が痛みを感じつつも落とし所を探る」という非常に地味で時間もかかり、モヤモヤも残る作業をしなきゃいけないんですけどね。
だから大抵、エンターテインメント作品は地味なのを避けようとして乱暴な「対話を提案したらすぐに相手が戦うのをやめてくれました」みたいなお花畑的スピード解決になりがち。それが私は受け容れられないですね。
「誤解があったのが解けた」みたいなのならスピード解決もわかるんですけどね。
ああ、あと、主人公側が身内を相手に殺された上で対話を考えて欲しいですよね。どこの誰とも知らない人が殺されるだけというのと、対話の重みが全く違ってきますから。
身内が全く安全な時って、戦うのも停戦するのも所詮は他人事なんですよね。
だから「親も妻も子供も相手に殺された。非常に憎しみを持っている。停戦したら相手にやり返すことはできない。しかし戦いは虚しい、未来を作るために相手と対話をして停戦する」というところまで描いてこその「対話」じゃないでしょうかね。
……。
よく考えたらメガトン級ムサシはこれを描いてたな……。
メガトン級ムサシの「対話」で印象深いのは、第11話での、
佐沼「そいつは異星人ですね？」
デューク「佐沼！」
大和「待て！」
デューク「やめなさい佐沼！」
アーシェム「そうです。私は貴方達が憎むべき異星人です」
佐沼「これはどういうことですか大和さん」
大和「落ち着け！ こいつは味方だ！ こいつがいればこの戦いを生き残れるかも知れないんだ！」
佐沼「そんなことが信用できると！？」
トンキーを叩き落とす佐沼
大和・アーシェム「！」
デューク「佐沼…！」
佐沼「デュークさんは許せるんですか！？ 俺は奴らに家族全員を殺された！ ドラクターは生かしてはおけない！」
大和「俺だって家族を殺されてる！ だけど、憎しみの矛先はここじゃない！」
佐沼「それは綺麗事だ！ ずっと苦しんできたんだ！ こんなチャンスを逃せるかよ！」
大和「佐沼…！」
アーシェム「ならば、撃ちなさい！」
佐沼「…！」
アーシェム「私は死ぬ覚悟で貴方達の味方をしています。ここで、我がシドルの罪を背負って死ぬのなら、それもまた運命でしょう」
佐沼「…！」
佐沼「大和さん、イーグルブースターの起動は8番に割り当てました。エイミングシステムは2時に4.7微調整しています」
というシーン。
佐沼の理性が憎しみに勝る崇高なシーンだと思います。アーシェムの覚悟も良い。
まあ、アニメではそれまでの佐沼の描写が少ないのがもったいないのですが……。境遇は大和と同様という感じ方はできる。
●再掲・ウルトラマンZ感想
なんとなく、放送当時のウルトラマンZの感想を再掲載してみよう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●ウルトラマンZ 第１話
OP熱くていいですねー！ 歌詞が「みんなでがんばろう、自己実現しよう」系ではなくて「宇宙人と怪獣は敵！ 命を懸けて戦う！」という一辺倒なのが逆に新鮮ですね。
で、特撮クオリティが滅茶苦茶高い！ 気合の入りようが伺えますね。冒頭のゴメスとセブンガーのサイズ違いなんかも面白かった。
そうそう、トヨタ自動車のEVコンセプトカー「LQ」がストレイジの専用車として登場してますが、存在感あってカッコイイですね。
ゲネガーグがブルトンを吐き出したのには驚きましたね。それにしてもウルトラマンゼロはあっちこっちの次元の地球で戦ってるな。いったい何個目の地球なんだ……。
戦闘は、アルファエッジのヌンチャクっぽいアイスラッガーの使い方が面白かった！ 空中での光線のぶつかり合いもカッコよかったですね！
そして「ウルトラヤバいみたい」には笑った。ウルトラマンZの口調、外国人の書いた日本語みたい。いや、宇宙人だからむしろこれで正しいんだけど（笑）。
それと、セブンガーのバッテリーと関連付けてのカラータイマーの機能説明は上手いなあと。
脚本はとてもしっかりしていた印象。これからにも期待大！
ウルトラマンタイガは最初からかなり脚本が甘い感じでフワフワしてたからなあ……。
ウルトラマンZ第１話脚本家は吹原幸太氏。聞いたことのない名前だなあ……と思ってWikipediaで調べてみたら、遺作とか書いてあって驚きました。既に亡くなっていたとは……。
この第１話の感じだと、トップクラスの人材でしょう。惜しい人を亡くした……。
シリーズ構成も担当されてますね。最後までウルトラマンZの脚本を書けたのだろうか……。
●ウルトラマンZ 第２話
２話目も面白かった！
ストレイジ、防衛隊としての描写がウルトラマンXの頃より凝ってるなあ。
それにしても3万8千トンのセブンガーを持ち上げるリフトすごいや。まあ、Gフォースメカゴジラの15万トンを持ち上げるリフトには敵わないけどね！ しかしセブンガーのリフトはシースルーで恐ろしいな……。
謎のリフト談義は置いておいて、ウルトラマンZを見るまでセブンガーはかっこ悪いと思ってたけど、実際見ると愛嬌あっていいですね。かっこよすぎない、丁度いいデザインなんだなと。
お話は怪獣の特性と習性に合わせた対策と特訓による撃破！ 怪獣ものはこういうのでいいんだよ、こういうので。というか粗もなくほんと脚本しっかりしてますね。
ネロンガの透明化エフェクトは面白い。ガラス化みたいな。前からこうだったっけ？
ウルトラマンZとハルキの対話は面白いですね（笑）。ここの年齢の話が最後にも効いてくるとは、脚本力だなあ。
また、今回の隊長はちょっとジャグラーっぽさ出てましたね（笑）
そして戦闘時には必ずメダルをスキャンする感じで、もう基本的には素のウルトラマンZは戦闘しないっぽいのかな。
怪獣の死体処理も毎回触れる感じ？ リアリティ出してきてますね。
●『ウルトラマンＺ』第3話「生中継! 怪獣輸送大作戦」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 3 -Official- - YouTube
３話目も面白かったですね！
セブンガーはロケットパンチでギガス撃破！ かませ犬役だけど、強いことは強いというのを毎回やってて嬉しい。
ウインダムはセブンガーより強そうですが、どうなってしまうのか。元の怪獣としてはセブンガーのほうが圧倒的に強いのだけど、強さが逆転してるんですね。セブンガーの見た目は弱そうなので、そういう印象に合わせたのかな？
しかし、会議シーンとか見るだけでも予算があるのがわかりますね。人が多い。こんなシーンはニュージェネでは初なのでは？
今回の話、全体の印象としてはとにかく、事務総長がいい人でしたね（笑）。未来を見て投資してくれるし、カブキアタックを喜ぶのとかも微笑ましいというかなんというか（笑）。
メダルをくれと頼み込むウルトラマンZも面白いところ。話しかけたいのに言葉が通じないという描写は珍しい。
そしてベータスマッシュは完全にプロレスイメージでしたねー。ゴングまでやるとは徹底している（笑）。1、2、3、ダー！みたいにも言ってるし（笑）。
で、今回はギガスとゴモラを完全に敵としてやっつけてますね。寝てたのを起こされたゴモラはちょっとかわいそうでしたが、番組の色としては害獣は殺すしかないという方針がしっかりしてるのは良いと思います。
個人的にはもうふわふわ怪獣保護を見たいとは思わないですしね。いや、怪獣保護もしっかりやってくれるなら良いんですけど、根本的にウルトラマンシリーズだと私が面白く感じるものにはならない気が……。
それにしても敵に対して厳しい姿勢とか、コードが切れると数分間しか戦えない巨大ロボットとか、予算がどうとか、怪獣の死体処理とか、ちょっとエヴァンゲリオンっぽくなってるよね。ウルトラマンZがいなければ上っ面はほぼエヴァの作りと言える。まあ、エヴァがそもそもウルトラマンを元にした作品なわけですが。
そういや、シン・ウルトラマンはどうなったんだっけ？
●『ウルトラマンＺ』第4話「二号ロボ起動計画」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 4 -Official- - YouTube
ジオフロントって……やっぱりエヴァっぽさが……。
まあしかし、そういう「社会としての未来感」みたいなものってティガ・ダイナっぽさありますね。そういうの好き。
今回も特撮も戦闘も面白いし素晴らしい。
全身の穴をスラスターとミサイルポッドにしたウインダムも面白いですね。
ウインダム起動にネロンガの角が役に立つというのは、いままで怪獣の死体処理なども描いてきたから唐突感もないわけで、ウルトラマンZ独特の解決方法だなあと思いました。全体としての構成力が高いということでもありますね。
しかしベータスマッシュは今回相性が悪かったのかな？ テレスドンはかなり強豪でしたね。さらにエリマキテレスドンに進化するとは！
で、最後と次回予告……やっぱり蛇倉隊長、ジャグラーじゃん！
●『ウルトラマンＺ』第5話「ファースト・ジャグリング」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 5 -Official- - YouTube
今回も楽しかったですねぇ！
ペギラ初登場時、使い回しもほとんどできないだろうに、雪上車のミニチュアなんてわざわざ作ったのか……。セットの凹凸でガタガタ動いててミニチュア感強くて可愛い。
日本にペギラが襲来し、ペギラに吹き飛ばされる車の中からの映像！ 色々映像表現を模索してて面白い！
善戦するも氷漬けにされるウインダム！ ジャグラーにゼットライザーを盗まれるハルキ！ 出撃するセブンガー！ ヨウコ救出！ オートで硬芯鉄拳弾を発射するセブンガー！
畳み掛けるような展開がすごかった！
ジャグラーにゼットライザーを返してもらって変身しても、ペギラ強い！ 空中戦でウルトラマンZアルファエッジに勝つとは！
空中戦の映像も凄かったですね。凍りつくカメラの演出が面白かった。
ゼットランスアローに驚くペギラの表情も良かった。
で、ゼッパンドン登場（笑）
ジャグラー、なんでマガオロチだけ「さん」をつけないんだろう（笑）。
ゼッパンドン戦は、消えるゼッパンドン相手にネロンガで使った心の目をやろうとするのが細かいなあと思った。
ゼッパンドンも色々と能力使ってて面白かったですね。
戦闘はどちらも結局ゼットランスアローの奇跡で勝った感じでしたね。オーブスラッガーランスのリデコ！ 初期アイテムで炎と冷気の２属性が使えるのは珍しい感じ。
今回は戦闘が多くて大満足でした。
これから蛇倉隊長とジャグラーがどうなっていくのかも気になる！
●『ウルトラマンＺ』第6話「帰ってきた男!」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 6 -Official- - YouTube
ついにジード登場！ かっこよかったですね！
変身アイテムがゼットライザーに変わったことで、再変身時間制限はなくなったみたいですね。よかったよかった。
ジャグラーとの会話も面白かったですね（笑）。ジードとZの関係性も楽しい。
ギルバリス攻略も面白かったですし、今回も戦闘が多くて大満足でした。
そして次回はゼロも復活！ 3大ウルトラマン共闘！
しかしデビルスプリンターは…… ま た ベ リ ア ル か 。
ホント、ゼロとベリアルはずーっといるって印象ですねぇ。
●『ウルトラマンＺ』第7話「陛下のメダル」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 7 -Official- - YouTube
今回も良かった！
煽り視点の長回しバトル凄い！！
すぐカットが変わるかと思ったらずっとやってて度肝を抜かれましたね。セット内でやれるとは思えないから、足元の建物などは合成なんだろうけど……違和感なくてすごい。
全体的に火薬量も多く、建物も多く壊れてて豪華でしたね。
スカルゴモラが他のベリアル融合獣に変身するのも面白かったです。３大ウルトラマン共闘ということで力入ってる感じ。ゼロの形態変化や空中戦までやってるし。
「ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ」で使われた「Ultra Spiral」がかかるのも良かったですね！
というか、ウルトラマンＺ、毎回豪華すぎて今後が不安になるレベル（笑）。予算切れて最後がショボくなったりは……しないといいなあ。
なんでそんなに特撮予算が増えたのだろう……？
それにしても今回もジャグラーさんがいい味出してますね（笑）。
久しぶりに通常形態の戦闘だった等身大ウルトラマンZの活躍も良かったし。ほんと素晴らしい番組だ。
あ、それと、アンドロイド兵バリスレイダーのデザインは、どうもギグファイターを思い出してしまうなー。
●『ウルトラマンＺ』第8話「神秘の力」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 8 -Official- - YouTube
ついに登場、ガンマフューチャー！
ガンマイリュージョンでティガ、ダイナ、ガイアが登場するのは楽しいですね。
しかしなぜガイアだけスプリームヴァージョンに強化変身するんだろう（笑）。ファンサービスとしては嬉しいですけどね。まあ、フォトンエッジはポーズが特殊すぎるし、クァンタムストリームは印象が薄いからかな。
ティガのゼペリオン光線の準備動作もちゃんとやってくれてるのは嬉しい。昔のと見比べると光線の幅が広いですね。
ダイナのソルジェント光線だけ準備動作がなくシンプルですね。映画などでは準備動作があるソルジェント光線も使われてたりはするんですが。
ソルジェント光線命中後のオレンジのリングがちゃんと出てるのは嬉しい。
こういうエフェクト類って、複雑なものになると後から再現するの大変だよなあと思ったり。
その後ガンマフューチャーはファイブキングを凍らせて体内に入り、内部からゼスティウム光線で倒すというなかなかエグい戦い方でしたね（笑）。
ファイブキングはギンガSの時には滅茶苦茶苦労して倒したわけですが、再生怪獣の宿命でわりとあっさり倒されてしまいましたね。強敵ではあったけど。そういう印象になったのはガンQでビーム吸収がされなかったのが大きいかもしれない。格闘攻撃中心のベータスマッシュは実際相性が良い形態だったとは言えるか。いや、遠距離攻撃で負けたわけですが。
今回も戦闘が多くて……って毎回言ってますけど（笑）。今回も戦闘が多くて、豪華で凄かったですね。
女性陣のアクションも見られましたしね！
次回はキングジョー！
●『ウルトラマンＺ』第9話「未確認物質護送指令」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 9 -Official- - YouTube
輸送にウィンダムがついってったらバレバレでは……プラズマ遮断の意味とは……。と思ったら運んでたのは偽物でしたね。いままでのニュージェネ脚本だとそういう一捻りがない印象があったからか、思い至らず騙されちゃいました（笑）。
キングジョーも強かったですね。ウルトラマンZは戦闘シーンが長いせいもあってか、強敵ばっかり出てくる印象になってますね。
前回と今回で変身したら即勝利のガンマフューチャーが凄く強く見える（笑）。
今回のガンマイリュージョン、ウルトラマンガイアはクァンタムストリームでしたね。即発射だったけどティガはゼペリオン光線か。
必殺技発動に使うメダルも登場しましたね。
それにしても、ウルトラマンＺの目ってめっちゃキラキラしてるなー。
あと、キングジョーの頭がスポッと抜けるのは面白かったですね。キングジョーの分離にこういう描写の仕方があったか。
●『ウルトラマンＺ』第10話「宇宙海賊登場!」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 10 -Official- - YouTube
今回も面白かったですね！
バロッサ星人、なかなか厄介な宇宙人だった。
最初からガンマフューチャーだったのにかなり手こずりましたね。戦闘はコミカルで楽しかったですが。
そしてジャグラーのヒーロームーブカッコイー！
オチには笑った。隊長が解剖されちゃう……！
ユカは人質取られてるのにバロッサ星人に「嫌！」と即答しちゃうのも新鮮だった（笑）。やべーやつだ！
まあ結局従ってキングジョー起動しちゃいましたが。人質の苦しむ姿を見せられたらそうするしかないよね。あれで突っぱねることが出来たら相当覚悟キメてるか狂人だ。どうせ用済みになって殺されるとしてもね……。
バコさんの活躍も良かったですね。
次回は話数表記のない特別編。ウルトラマンクロニクルなどでいつも十二分に解説してるので、新作放送中にいままでこういうのが挟まってくる印象はなかったんですが……コロナの影響だったりする？
いままでの感じだと13話が総集編的な内容になると思われますが、そっちはどうなるんだろう。
●『ウルトラマンＺ』特別編「特空機シークレットファイル 」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Special Episode -Official- - YouTube
普通にロボ紹介と総集編ですね。
キングジョーストレイジカスタム、楽しみですねえ！
●『ウルトラマンＺ』第11話「守るべきもの」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 11 -Official- - YouTube
今回も面白かった！ ウルトラマンZ、神回しかないのでは！？
キングジョーストレイジカスタムの初陣！ オーバーヒートという結果に終わってしましましたが、次回の分離合体も楽しみですね！
採石場のベルトコンベアがなんだか目立ってて面白かったですね（笑）。
ウルトラマンZは３形態とメダル技２種全部出ましたね。なかなか倒せないレッドキングの耐久力つよい……。
ハルキの父親と卵を守るレッドキング親子の対比！ それに気づいてレッドキングを守るハルキ！
そして、無責任な怪獣保護による一般人の危険というものが描写された……だと……！？
倒さなかった怪獣がどうなるのかという話は一種のタブーだけど、上手く料理できるのだろうか？
こういうのって最終的に「全ての命は大事！ みんなを守る！ 諦めなければなんとかなるはず！（具体的な対案はなし。数年後、なぜか上手く行ってる）」みたいなところに落ち着くイメージですが。
人間を守るためには怪獣は殺さなきゃダメなんだ、というところに開き直れたら逆に新鮮味があるけれども……さて。
まあ、怪獣に子供がいるかも知れないという程度のことは、防衛隊に入ってるなら前提として理解してなきゃいけないことだろうとは思いますが……。
●『ウルトラマンＺ』第12話「叫ぶ命」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 12 -Official- - YouTube
いやあ、面白かった！
キングジョーストレイジカスタムの機能を存分に使った戦闘、最高でしたね！
セパレートモードそれぞれの活躍が良い演出！
レッグキャリアーはなるほど、ああいう使い方だったか……。怪獣を載せてどうするんだと思ってましたが、怪獣を都市から離すことができるのは結構な利点ですね。
ロボットモードは最後、分離回避してトドメに行くの良かったですねー！ カッコよかった！
一方のハルキはまだまだ不調から脱せない……。頭では怪獣を殺さなきゃいけないとわかっているんだろうけど、割り切れない状態ですね。
ヨウコがちゃんと人間社会に怪獣の居場所はないと言ってくれたのは良かったですね。
今回でその辺ちゃんとやってくれたので、今後ご都合で怪獣と共存するようになっても重みが違いますね。
次回はまさかのカネゴン！ 今回のアイテムがメダルなのを上手く使ってきましたね！
次回は巨大戦闘は無いのか、あるいは11話で見逃したレッドキングが再登場するのか……？
ところで、今回のグルジオライデンは何故か右手の人差指の爪だけ小さい。そういうデザイン？ 改造元と思われるグルジオキングにはちゃんと大きい爪がついてるけど……。
最初からなので途中で外れちゃったとかではないだろうし、その程度のパーツも修繕できないとも考えにくいから、そういうデザインっぽいのかな。デザイン上目立つ部分でもないし、意図がよくわからないけど。
●『ウルトラマンＺ』第13話「メダルいただきます!」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 13 -Official- - YouTube
カネゴンはなんで出てきたんだろう（笑）。
とりあえず総集編でしたねー。やっぱり１３話でやるんじゃないか！ 特別編のせいで話数が減ったりしてるんだろうか。
そして技用のメダルは戻ってきた描写なかったけど……戻ってきたのかな（笑）。
ウルトラマンはお腹が鳴らない、というのは新情報でしたね！ まあ、確かに光でエネルギーを得てるからなぁ……。消化器官ないのか。
ラストシーン、風来坊焼きそばだけでなくセブンガープラモデルもあった！
●『ウルトラマンＺ』第14話「四次元狂騒曲」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 14 -Official- - YouTube
OPが2番に、EDが変わった！
ブルトン登場でウルトラマンZガンマフューチャーとの超能力バトルすごかったですね！
ハルキがブルトンのお陰で過去に戻って父親と会うのは切ない。こういうの好き。そしてハルキの悩みもやっと解決！
面白かった！
ストレイジ基地に出現したはずのブルトンが街に出ていくのはわりと謎でしたが（笑）。セレブロはストレイジ基地をスルーして街に行くともっと賑やかになると思った……？
ブルトンによってふわっと部屋の中のものが浮き上がるシーンは、どういうふうに作ったのだろうか。部屋のものはCGや合成でなくて、ミニチュアに見えましたね。書類などの紙があまり変形せず硬そうなので。部屋のミニチュアを作り、ハイスピード撮影カメラを固定して部屋ごと振り回し、後でブルトンを合成する感じか……？
ブルトンの四次元演出も多彩でとても楽しめましたね！
しかしセブンガーは退役か〜。まあパイロット二人しかいませんしね。最終回でウルトラマンに変身できないハルキがセブンガーに乗って戦ったらエモいのでやってほしい。
次回はウルトラマンXのラスボス、グリーザ登場か！ そしてウルトラマンZの新たな変身も……！
●『ウルトラマンＺ』第15話「戦士の使命」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 15 -Official- - YouTube
CGと合成技術の発達で、ビルが沢山壊れるような映像がふんだんに作れるようになってるのは素晴らしいなあ。昔だと同じビル破壊映像を使い回す感じのやつだ。
後半のビルに突っ込む特撮もすごくて、劇場版クオリティだなあと。破片が非常に細かくて巨大感出てます。ほんとウルトラマンZは贅沢な映像してますね。
ジードとゼットの同時変身映像も凝ってて面白い。
味方側でトライキング、ファイブキングが登場というのも面白いですね！
セレブロのアジト襲撃シーンは結構凝った銃撃戦で良かったですね。
で、ベリアルメダルを入手！
変身直前、ゼロとベリアルのメダルはビヨンドとアトロシアスに変化したのに、ジードメダルだけ縁が金色になるだけでパワーアップ形態に変化しなかったのは何故だろう？
デルタライズクローになかなか変身できなかったのは流石ベリアルの力ですね。ウルトラマンオーブサンダーブレスターの変身を思い出しますね。
そして登場時のかっこよさ！ デルタライズクローは正面から見ると腹部の複雑さが目を引くなあ。
グリーザは、第二形態のまま倒しましたね！ ウルトラマンXでは第二形態には攻撃が全く効かなかったので、事実上の最強形態だったんですよね。
蛇倉隊長が特空機出撃を止めるほどのグリーザのヤバさ感もいい感じ。
ベリアロクはベリアルの魂が宿ってるとかではなくて、ジードの因子で新しく生まれた剣なのか。ベリアル本人でなくて良かった（笑）。
自己紹介と敵の説明をされて素直に力を貸してくれるあたり、結構気のいいやつという印象でしたね（笑）。
次回はウルトラマンR/Bでなんかよくわかんないけど強かったホロボロス！
●『ウルトラマンＺ』第16話「獅子の声」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 16 -Official- - YouTube
新しいメダルが出るまでガチャを回すセレブロが面白かった（笑）。
はしゃぐユカも可愛かったですね。
戦闘はホロボロス、メツボロス、バロッサ星人二代目の三段構えで面白い！
ホロボロスとユカの話としてはオチが付く前に流されちゃった感もありますけど。
メツボロスの壁走りとビルを突き抜けて襲ってくるのも凄かったですね。
それと、荷電粒子砲！ ゾイド以外で聞いたのは初めてかもしれない（笑）。荷電粒子砲は普通は別の名前で登場することが多いし、メツボロスってゾイドを意識した怪獣なのか？ ライオン＋メカ恐竜みたいなことになってますし、シールドライガーとジェノザウラーのオマージュ入ってるのかも。
借りパク扱いされるベリアルメダルには笑った。
次回のベリアロクメイン回も楽しみです。
●『ウルトラマンＺ』第17話「ベリアロク」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 17 -Official- - YouTube
バロッサ星人二代目、普通に喋ってるし（笑）。
ファイナルウェーブブレイク！ ゴーカイジャーかな？
関智一氏ネタ多かったですね（笑）。
まさかのゴッドフィンガーウィンダムヨウコインパクトまで（笑）
バロッサ星人はジュランの種やキーラフラッシュなど、過去怪獣にちなんだ技を使ってくるの面白いですよね。
全体的にギャグっぽい話で楽しかったです。
後半に変身したウルトラマンゼットデルタライズクロー、目に妙なエフェクトがついてて怖い感じでしたね。ヨーコ先輩がやられたからだろうけど、毎回やられるしそんなに怒るか？、みたいな気もしましたね（笑）。
巨大化した顔が襲いかかるベリアロクの技も面白かった。
セレブロは宿主を変えたか。ジャグラーが密かに助けてましたね。これからどうなるか楽しみです。
次回はケムール人！ そうだよ、2020年だよ！
●『ウルトラマンＺ』第18話「2020年の再挑戦」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 18 -Official- - YouTube
今回も面白かった！
ケムール人がウルトラマンみたいに人間と一体化しているとは。
カオリもろとも倒さなきゃいけないのかと逡巡するハルキがいい感じ。
パゴスもなんだか可愛かったですね（笑）。
カオリはハルキの正体を知っても知らないフリしてくれるの良いですね。
実は「2020年の挑戦」はちゃんと見たことがなかったので、この機会に見ておきたいです。
●『ウルトラマンＺ』第19話「最後の勇者」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 19 -Official- - YouTube
ベムスターも出るとは。ベムスターも逃げ出すということで超獣登場の期待感が高まって素敵。
キングジョーセパレートモードのパトロールや一般人の描写も良いですね。
そして満を持して殺し屋超獣バラバ登場！
ウルトラマンA登場時は情けない超獣という印象が強かったけど、デザインは大超獣の貫禄十分。
そして今回はメチャクチャ強い！！ 普通にデルタライズクローがボコボコにされてる！！
ウルトラマンZ敗北かというところでついにウルトラマンA登場！！ 登場時にかかるウルトラマンAのOPタイトル時の音楽が良い！ 戦闘時BGMもAだ！
ウルトラマンAの戦い方はよく喋るニュージェネ仕様でしたね（笑）。
技名を連発するのは、ウルトラマンAがウルトラ戦士の中でもかなり多彩な技を持つことを強調できて良いのかもしれない。
そしてまさかのエースブレードには笑った。折られてましたけど（笑）。
バラバへのトドメは協力技のスペースZ！ ウルトラマンZの頭のくぼみ、意味があったのか……。
バラバは目玉飛び出すやられ方が受け継がれてましたね〜。
それから、ウルトラマンZの名付け親がウルトラマンAだったとは。
特撮的にも気合い入ってて色々やってて面白さ満点でしたね！ 最高だった！
しかし次回はまた総集編か〜。３回も入るとは……。でもこのクオリティを維持するためならいいかなと思える。
●『ウルトラマンＺ』第20話「想い、その先に」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 20 -Official- - YouTube
色々作戦やってて楽しかったですね！
M1号もちゃんと救えてハッピーエンド！
デスシウムクローも面白いエフェクトだった。
ウルトラマンゼットの最後の飛び方はちゃんとZに見えるタイプでしたね（笑）。
次回はヤバそうな兵器ネタか。D4とは……。ケルビムも登場！
●『ウルトラマンＺ』第21話「D４」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 21 -Official- - YouTube
メビウスで初登場、板野一郎氏デザインのケルビム。
今回気づいたんですけど、ケルビムの目って凹になってるのか。
ケルビム増えましたけど、「繁殖してる」という表現には違和感が……。
マザーケルビムの登場はびっくりでしたね。
D4は実験したときよりキングジョーが使ったほうが被害が大きかったですねえ。それを光線で抑え込めるウルトラマンZ、すごい……。
そして、セレブロに寄生された長官によってストレイジ解散！
次回も気になる！
ストレイジ解散されちゃったけど、この前セレブロを助けたジャグラーは最終的には何がしたいんだろう……というのも今更ですよね。ジャグラーだもんなあ。オーブの時から「自分でも何がしたいんだかわからない」とかほざいてましたし（笑）。
ウルトラマンオーブを倒すために自分で誘き出したラスボス怪獣なのに、途中で気が変わって倒すためにウルトラマンオーブと共闘するようなやつだもんな……。
とはいえ、ウルトラマンZではジャグラーがどんな終わり方を迎えるか楽しみです。
●『ウルトラマンＺ』第22話「それぞれの明日」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 22 -Official- - YouTube
ジャグラー、ウルトロイドゼロを作らせようという魂胆だったのか。
隊長になったのも最初からウルティノイド・ザギを再現する目的で動いてたりして……？ ラスボスとしてスペースビーストが出てきたりしたら楽しいんですけどね。
それにしても予告を見たときは箸休め的な回かと思ったんですが、戦闘が多くて派手でしたね！ ウルトラマンゼット、全形態登場しましたし。
ファイブキングは結構再登場多いな〜。吸収能力も出ましたね。ファイブキングにはデルタライズクローよりガンマフューチャーの方が相性がいいのかな。
セブンガーも活躍したし、まさかの波乗りスペシャルスラッシュ（笑）。
なんでも「昔ちょっとな」で済ませるバコさんも楽しかった（笑）。考えるな、感じるんだ！
●『ウルトラマンＺ』第23話「悪夢へのプレリュード」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 23 -Official- - YouTube
銭湯でラムネ飲んでるジャグラー。ガイさんの真似か〜？（笑）。胸の傷は人間体でもばっちりあるんですね。
それにしてもウルトロイドゼロ強い！ ウルトラマン以上というのは確かにそんな感じしますね。
D4さえなければ戦力として良かったのだろうか。どうせ最終的にはウルトラマンに頼らず人類は自分で怪獣と戦わなきゃいけないわけですし、方向性が間違ってるとまでは言えないところですが。
最後、ジャグラーもハルキに正体を現しましたね。真の目的とは！？
次回予告でゼッパンドンとファイブキングが戦ってるのも面白い。ジャグラーとセレブロか。
そして、ウルトロイドゼロがスペースビーストのような姿に……？
●『ウルトラマンＺ』第24話「滅亡への遊戯」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 24 -Official- - YouTube
ジャグラー、別にハルキに正体明かす必要はなかったような（笑）。目的達成直前でテンション上がっちゃった感じですかね。
ウルトロイドゼロを奪ってもD4レイ発射で逆流するという不具合があるけど……そのへんは自分でどうにかできる予定だったのだろうか。
ジャグラーの言う大きな木はオリジンサーガの話かな？ オリジンサーガ、見てないのでわからないんですが……。（ウルトラマンオーブが自分にとってすごく面白いというほどではなかったのと、あんまり評判よくない感じだったのでオリジンサーガは見る気が起きずに放置してしまった）
結局ハルキを助けちゃうジャグラーも微笑ましいというか、変わってないなというか（笑）。
で、セレブロがヨウコに乗り換えてウルトロイドゼロ暴走！ ストレイジ本部の壁を登るシーンがなかなか不気味で良かった。
ウルトロイドゼロが吸収していった休眠怪獣のラインナップが面白いですね。
クレッセント、ダンカン、アーストロン、バードン、サタンビートル、マジャバ。
ダンカンは会話も可能だし宇宙人に近いような……？ マジャバも驚きでしたね。
ちゃんとデストルドスに吸収怪獣の要素がある。胸がバンピーラの顔をつけたイズマエルみたいだと思ったらマジャバか。
しかし、海外に行くより先に日本国内のレッドキングを吸収しに行けばいいのにね（笑）。後から思い出したとか？
それにしてもセレブロ、文明自滅ゲームと言ってますが、セレブロが自分で操作するなら自滅ではない気がするなあ（笑）。デストルドスへの変化もセレブロがやってるし……D4レイを作り出させたということだけでセレブロが考える自滅の条件達成という扱いなのかしら。
セレブロが自分で操作していいなら、人類の保有する核ミサイルをセレブロが撃てば自滅ゲーム完了な気もするぜ！
まあ、セレブロはただ楽しんでるだけなので、明確な基準があるわけではないんだろうけど。
そしてハルキ出撃。バコさんがハルキの正体に気付いて見送るシーンも良かったですね。
D4レイに押し負けるゼスティウム光線の描写好きですね。D4レイの強さと恐ろしさがよくわかる。割れるようになるウルトラマンZも良い。
デストルドスにやられてしまったウルトラマンゼットとハルキのシーンが初代ウルトラマン最終回のオマージュでしたね。
ウルトラマンZは近年珍しく、負けることに対してリスク描写がしっかりしてるところ好き。（何度も書くようだけど、腹貫通されて負けたのに即再変身して元気に戦って勝つウルトラマンオーブは……）
さあ、次回最終回だ！！
デビルスプリンター関係は決着つくのだろうか……？
●『ウルトラマンＺ』第25話(終)「遥かに輝く戦士たち」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 25 -Official- - YouTube
いやーウルトラ素晴らしかった！ 大満足！
特空機も大活躍！ セブンガーもドリル付きで登場！
そして、最終回の特別ご唱和変身最高ですね！
さらにデルタライズクローが解けてもみんなの声援で立ち上がるウルトラマンゼットは熱い！！
トドメは素ウルトラマンゼットの、Zの形になるゼスティウム光線！！
燃え展開が滅茶苦茶詰め込まれてて素晴らしかった！！
最後は、なんでハルキも宇宙へ……と思ったけど、分離できないってことかあ。ちょっと切なさもありつつ。
最初から最後まで面白い大傑作作品でした！
ジャグラーは最後まで良い隊長だった！ 盆栽は持っていくのね（笑）。
カブラギがユカと一緒にセレブロ捕まえに来たのもいいですね（笑）。
脳内（？）でしたが、ハルキがヨウコに腕相撲で勝利したのも良かったですね。
良いところを挙げていくとキリがないくらい良かった！
ベリアロクは死んだかと思ったら復活してほっとしました（笑）。
あと、やっぱりデビルスプリンターは解決しませんでしたね（笑）。
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というわけで、ウルトラマンZは当時めちゃめちゃ楽しんでいたことが再確認できましたね！
ウルトラマンZは大傑作だったなあ。第1話から脚本レベルの違いを感じてますね。
第11話時点で「神回しかないのでは」とまで言ってるの凄いな……。
全体的に特空機の活躍も丁度良い塩梅でした。
最終回も期待を大きく上回る出来で素晴らしかったです。
ウルトラマンZの欠点としては過去の作品をある程度知っていたほうが楽しめるということと、デビルスプリンターが未解決なことくらいですかね。
再度このレベルの作品が出てくることを祈りつつ、次のウルトラマンシリーズにも期待したいと思います。
●2024/01/20(土)
なかなか上手く行かないなあ。
●『ウルトラマンブレーザー』第25話(終)「地球を抱くものたち」-公式配信- - YouTube
ひ ど す ぎ る
ニュージェネレーションウルトラマンの悪いところを凝縮したような最終回だった……。
まさかこんなものを見せられるとは……。
ウルトラマン最終回に抱いていた信頼感はなくなりましたね。
ただの悪口ばかり書いても仕方ないので、個別の要素について。
えーと、まず、ウルトラマンブレーザーとの雑な再合体。
普通にブレーザーが生きてるなら分離する意味が無いですよね。
再合体後、特にダメージが残ってるわけでもなく元気に戦ってましたし。
なにか特別なことをして復活してほしかったですね。
それにしてもブレーザー、急に喋るやんけ。
次。V99。
行動が脚本の都合過ぎて雑。
対話で解決というのはまあ、アリだとは思いますよ。（別に私の見たい展開ではなかったし、予想の範囲内なので対話自体には驚きも何もないのだけど）
でも対話の方法が雑。急に無抵抗になったら話を聞いてくれる……わけないでしょ！
それに従っちゃう各国防衛軍も雑な処理すぎる。
V99、あんな対話で帰るなら地球を攻撃せずにスルーして他の星に行けばいいのに。旅の途中なんじゃないのかい？
そもそもV99は、他人の庭に勝手に入ってきて攻撃されたからって逆恨みも甚だしい。兵器を持ってるとか持ってないとか関係ないし。ろくに対話の意思も見せずにバザンガやその他を送り込んでくるしさあ。まともじゃないよ。
因縁つけてくるヤクザに近い。他の星にもこんな感じで迷惑をかけているのかと思うと心配です。逃げ惑う無辜の群衆を光線で焼き払う怪獣を送り込んでくるような奴らは殲滅したほうが宇宙のためになると思いませんか？
あと、ワープできるなら怪獣を同じ軌道で送り込む意味とは？
次。ヴァラロン。
対話で解決したならV99が回収していきなさいよ！ いいかげんにしろよV99……。
最終回だし戦闘を見せないと……じゃないんだよ！
雑！
こんなにつまらない気持ちで見る最終決戦があるとは。
次。ウルトラマンブレーザーって一体なんなの！
V99と全く関係ないじゃん！
一つのシリーズとしてまともな話になってない。
出自をちゃんと設定して描写することを面倒がるな！ 甘えるな！
えーと、悪かった点ばかりではなくて、ちょっと面白いなと思った点も挙げると。
最終回でやっとウルトラマンが喋るというのはまあエモ要素？ 個人的には唐突感が勝ったので、会話できるようになるブレーザーを話数を使って徐々に描写してほしかったですが。
指輪とブレスレットの力でスペシウム光線風の光線を最終回でついに使うというのもエモ要素？ まあ個性を優先してスパイラルバレードしてほしかった気もしますけど……。
ヴァラロンの爆弾について「捕食すれば爆発しない」というのは正直意味不明なんですが、地球怪獣にも活躍の場が与えられたのは良かった……かも。
あとゲント隊長、全く正体バレしなかったのは珍しいですね。まあ個人的にはプラス要素とは思ってなくて、むしろ、隊長ということで途中から正体バレしてウルトラマンを作戦に組み込んでくれることを期待していたので「珍しいね」以外の感想はないんですけど。
はあ。
まあ、最終回までに謎を残しすぎだとは思っていました。尺が足りなくなるパターンそのものと看破はしていた。
なので謎の処理は最初からあまり期待してませんしハードルはかなり下げて視聴したつもりだったんですが、それを差し引いてもそれ以下のひどいものを見せられてしまったという気持ちになりました。
V99がヴァラロンを放置しなければまだ「レベル低いけど、こんなもんか」程度にはなったかもしれないんですが。
そういうわけで、劇場版も見に行く気が無くなりました。
プレミアムバンダイのアースガロン COMPLETE EDITIONも買おうか迷ってたんですが、やめます。
結局戦闘での成果が少なすぎましたし、アースガロン。
というわけで、ウルトラマンブレーザーは個人的には最終回で大幅に点数を落としましたね。最終回前まではわりと好きだったのだけど、平均的ニュージェネレーションシリーズ以下の印象で収まりました。
特撮については相変わらずハイクオリティで良かったです。スタッフの皆さんありがとうございます。
それにしてもウルトラマンシリーズはもっと良い脚本家使ってくれないかなあ。
脚本家さえ良ければ良い作品になるというのはウルトラマンZで証明してもらってますし。
吹原幸太氏、なんで亡くなってしまったの……。
勇気爆発バーンブレイバーンもこうなることを覚悟しないとダメですかねぇ……。
監督がちゃんと制御してくれることを祈ろう……。
●2024/01/19(金)
がんばらねばー。
●勇気爆発バーンブレイバーン - シーズン1 - 2話 (アニメ) | 無料動画・見逃し配信を見るなら | ABEMA
第2話も面白かった！
イサミかわいそう……。
今回もリアリティのある軍事描写とふざけたブレイバーンのコントラストが良い感じ。
ブレイバーン変形時のマークが実際に存在している描写も珍しくて驚いた（笑）。
敵ロボのスペルビア、どこからかコックピットブロックを胸に取り込んでパワーアップする描写がありましたね。スミスが最後見つけたのはその中の人か……。キャラクター紹介にいるルル？
スペルビアは普通に爆発して終わり……に見える描写だけど、再登場するんですかね？
ところで第1話を見た時は3DCGの線が妙に太いカットがあると思ったけど、第2話では全く気にならなかったですね。
第1話放送版は調整が完了してなかったのか…？
●2024/01/17(水)
能率が上がらん。
●『ウルトラマンブレーザー』第24話「第３波接近襲来」-公式配信- - YouTube
ゲント隊長、どうやってアメリカから帰ってきたんだ……。描写するのが面倒だからカットされた感じですね。
ただ帰るだけならそれは確かにあんまり面白くないだろうけど、ゲント隊長がどこ行ったのか探すSKaRD隊員たちを中心にして話を作ることも出来ただろうし前回ラストで変身解除まで描写してピンチ感を演出しておいてこの雑なカットはないんじゃない？ かなりガッカリしました。
肩透かし！ こんなのならわざわざアメリカに行かすな！ どうやって帰ってくるかまで考えて脚本書いてくれ！
これ、ゼルエルのS2機関を取り込んで暴走したエヴァンゲリオン初号機をもう止められない！ と言うところで次回に続いたかと思ったら次回は特に描写無くアッサリ格納庫に収まってるエヴァンゲリオン初号機を思い出しましたね（笑）。
で、エミ隊員がアーくんの人情に訴えかけて重要データをもらう展開もヒドイなと（笑）。
今まで散々研究施設とかに潜入したくせに最後は単なる戦闘補助AIが最重要データ持ってるって……その上AIに人情頼み……誰も展開に疑問を抱かなかったのだろうか？
これが意外で面白い……とは思わないですねえ。違和感しかない。
まあ、それらに目をつぶれば、面白かったし最終回前の話としては良かった……ような。そうでもないような。
最終決戦に向かう感じは気分が高揚して良かったと思います。まあ、せっかくMod.4になったのに肝心のアースガロンが今まで弱すぎたので何も期待できないのがちょっと悲しかったですが。案の定（ラスボスだから仕方ないとはいえ）良いところなしで負けてるし……。
ゲント隊長の奥さんはゲント隊長がSKaRDの一員だと感付いてる感じでしたね。（結局、隠してる設定はいらなかった気がするけど）
ヴァラロンは爆弾をどんどん作るのが面白い怪獣ですね。
そしてゲント隊長とウルトラマンブレーザーが分離してしまいましたね。最終決戦前に分離してしまう展開は珍しい感じ。
いままでのウルトラマンシリーズで最終決戦前に分離というと、ウルトラマンパワードが自発的に分離してパワードゼットンと戦ったくらい……かな？
ゲント隊長とブレーザーがどうやって再合体するのか、最終回を楽しみにしたいと思います。
……。今回冒頭みたいに次回冒頭でしれっと再合体してないと良いなあ。流石に無いと思うけど。
ところで、ウルトラマンニュージェネレーションスターズの番宣にマウンテンガリバー5号みたいなロボットがいるなあと思ったら、マウンテンガリバー��-�垢辰童世Ε蹈椶覆鵑任垢諭�
2022年夏のライブステージから登場しているそうで。知らなかった。
更に余談ですが、ウルトラマンブレーザーのシリーズ構成の小柳啓伍氏は勇気爆発バーンブレイバーンのシリーズ構成も担当されているそうで。
勇気爆発バーンブレイバーンの第1話は面白かったのですが、ウルトラマンブレーザーの出来を考えると、全体的な完成度はそこまで期待はできなさそうという気もしています。
まあ、制作体制から何から全然違うでしょうから、良い意味で期待を裏切ってくれると嬉しいですね。
ウルトラマンブレーザーの脚本陣の中では、小柳啓伍氏が総合的に見て一番能力があるとは思ってます。
●2024/01/10(水)
絵について、何かがわかってきたような気持ちになったりならなかったり。
●ゴジラ-1.0のゴジラについて
これもまだ一応ネタバレ注意にしておいた方が良いのかな？
ゴジラ-1.0は映画の出来としては素晴らしかったと思いますし好きではあります。
しかし、そういえば「人類のゴジラに対する負い目」みたいなのはなかった……と思う。核実験も結構アッサリ流されてたと思うし。
ゴジラが絶対悪なのが特徴的で、「元々悪い奴なゴジラがパワーアップしてもっと大変なことになった！」 という映画ではあるなあという感想。
相手が「ゴジラ」であるから、「人類はこの怪獣に負い目があるのでは？」と映画を見ている最中はそういう気持ちがあった。
でもよく考えると、それは今までのゴジラ映画による刷り込みで……ゴジラ-1.0のゴジラは核実験で巨大化する前から邪悪……とまで言って良いかわかりませんが人を襲う存在ではあったし、敵として描かれていました。
この、「ゴジラが徹頭徹尾倒すべき敵で人類には特に負い目がない」という要素は、ゴジラを倒すことに迷いが全く無くなり、映画としては完成度を高めるのに一役買っていると思われます。
単にヒーローが悪役をやっつける映画として消費することが可能になっているんですね。
それが「ゴジラ」としては正解だったのかどうかはわかりませんが。
初代ゴジラを前提として作られていた『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』までのゴジラ映画は、初代の人類のゴジラに対する負い目とメッセージ性も含んでいると見ることはできます。
一方のゴジラ-1.0は人類のゴジラに対する負い目はなく、科学を弄んではいけないというようなメッセージ性は表面化せずに映画は終了してしまいました。
同様に初代ゴジラを前提としないシン・ゴジラは、示唆くらいはあったかなと記憶してますが。
まあ「人類のゴジラに対する負い目」はともかく、私はシン・ゴジラもゴジラ-1.0も映画としてはとても面白かったし、多様性という意味でそういう映画がたまにあることは良いのだけど、「似たようなのを新作でまた見たい」とは思わないんですよね。
結局、私はVSシリーズのような怪獣対怪獣が見たいわけですが、それはハリウッド版に期待しましょうということにはなる。
しかし日本とアメリカ、どちらにせよ実写風3DCGアニメ映画なのはいかんともしがたいな。
怪獣モノをアニメで見るのはなんか違う気がしてしまうんですよね。仕方ないので見るしかないのだけど。
着ぐるみ特撮はウルトラマンブレーザーの劇場版に期待かな……。
●2024/01/08(月)
焦りは禁物！
●『ウルトラマンブレーザー』特別総集編��「パグのウルトラ談義」-公式配信- - YouTube
太陽がまとめに入ったのには笑った。
今回は具体的な数値の話題もほぼ無く、ボロも出なかったですね。
新情報もほぼ無かったですが……。
まあ、「通路にワームホールが直に発生していたので、ブレーザーの背後はブレーザーの世界にそのまま繋がっていた」というのには驚いたけど。なんかイメージ映像とかじゃなかったのか……。
ブレーザーが通路を移動してたのをゲント隊長が見つけたのかと思っていた。
前から思っていましたが、人型だからってゲント隊長が助けようとするの結構無理がありますよね……そんな異様なもの、事故の原因にしか思えないと思うのだけど。
そういや、なんでブレーザーは人間大だったんでしょうね。ウルトラマンって巨大な姿が本来じゃないのかなあ。
それはそれとして、ブレーザー本編は謎に決着が付けられるかどうかが気になるところですね。
ウルトラマンシリーズの最終回の盛り上がりには信頼を置いているけど、謎は結構放り投げられること多いからなあ……。
ウルトラマンガイアの根源的破滅招来体、ウルトラマンXの怪獣がスパークドールズになっている理由、などなど。
●2024/01/06(土)
今年はなんというか、強いやつに戦って勝てるようになりたいなーとなんとなく思う。
●2024/01/04(木)
去年以前の雑記は削除しました。
残しておいても仕方ないかな〜と思ったので。
今年のおみくじは吉でした。早寝早起きを心がけよと書いてあったので、早寝早起きしていきたい。
●機動戦艦ナデシコについて
機動戦艦ナデシコはほんとに面白く視聴したので、そのことばかり考えている。
やっぱりゲキ・ガンガー3が特異だなあと。
TV版ナデシコのお話における重要度というのは「戦争の終結」「ゲキ・ガンガー3」「アキトの恋愛事情」「ボソンジャンプ関係」という順番になっていると感じました。
そう、実はボソンジャンプ関係はあんまり重要度が高くないんですよね。だから最終回の焦点をそこにしてしまったのが失敗で、投げっぱなしになった原因だと思います。
ボソンジャンプはあってもなくても最重要の「戦争の終結」に関係してこない。無理に関係させようとしてかなり苦しいことになっている。
色々と伏線や謎を散りばめてはいるのだけど、それが明かされたところで最終的には本筋からは少しズレていた。
ボソンジャンプのタイムマシン的な性質も、イネスがアイだったからと言って、アキトと視聴者をちょっと驚かせるだけで終わってしまって広がりがなかった。
とはいえ、説明しなくてもいいというほどでもないので、やはり尺を見誤ったのが一番痛いところでしょう。さっさと処理して最終2話で木連との和平に集中できたら良かった。
なので、劇場版はTV版でイマイチ有効に働かなかったボソンジャンプの重要性を再定義する目的もあったのだろうと思います。
しかしそれにしては、劇場版は空間移動の話ばかりで、ボソンジャンプはタイムマシンのように扱えるという特性を生かした展開は作りませんでしたね。タイムパラドックスが面倒なことになるから扱いにくいのでしょう。
一方、ゲキ・ガンガー3は戦争の終結に直接関係ある事柄となっていて、これによって和平されようとした。木連・ナデシコクルーの精神面に大いに影響を与えていた。
もし今後機動戦艦ナデシコに続編とか新展開とかあるのであれば、ゲキ・ガンガー3を話の中心に据えた作品作りをしてくれるといいな〜と思うわけでした。
アキトがかわいそうなことになって衆目は集めたけれど、劇場版の方向性だと他の作品に埋もれちゃう気がするのですよね。
●2024/01/01(月)
あけましておめでとうございます！
今年もよろしくお願い致します！
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